神戸大学 国際文化学部

中学と高校の勉強のギャップは、私にとってかなり大きいものでした。小学6年からこの塾に通っていた私は、数学も英語も好きで、それほど苦労せずにけっこう楽しく勉強していました。
 それが高校に入って「分からない。できない。楽しくない。」私にはそれが耐えられませんでした。焦りと嫌気。模試もできない。そうすると塾に居づらくなる…。その頃の私は、こういった悪循環の中にいました。

 「塾頭…、数学の受講を辞めます。」数学から解放されたくて言いました。あっさりと、「分かった」という返事が返ってくると思っていた私に返された言葉は、「みんなもっと苦労してやってるんや。もっと一生懸命やらなアカンで。」でした。
 そのとき私は「なさけないな~」って思いました。「やめる。やめる。できない。できない。」そればかりで本気で何かしてみたっけ?自分を恥ずかしく思いました。
 それから私は気持ちを切り替え、授業がない日も塾に通って、とにかく数学をやりまくり、やりまくり、やりまくり…。
 数学って不思議なもので、「なんであの時、これができんかったんやろ?」って、多々思うんです。そうする内に、高1の終わりには偏差値70まで行ってました!!「70って、夢じゃなかったんや!」と感動しました。(笑)そしてさらに感動的なことが!!
 今年の神戸大の数学は、少し難しい問題だったみたいですが、私は全問完答することができました!あの時、嫌で嫌で仕方なかった数学が、自分を救ってくれることになるなんて…。とにかく嬉しくて嬉しくて泣けてきました。

 だから皆さん。悩んでもしょうが無いです。とにかく手を動かしましょう。高校の勉強に早く慣れ、そしてパターンをつかんでいって下さい。その積み重ねが本当に大切です。
 私は基本的に勉強は楽しんでやりたかった(そうじゃないと伸びないタイプ?笑)ので、楽しんで出来るようになるまで、とにかくやりましたよ!
 だから皆さんも塾の先生方を信じて!!(不安、悩み落ち込み…そんなこと考えても自分のプラスにならないでしょ!)
 とにかくペンを握って机に向かおう!勉強したくなるはず!!

 學進会の先生方、本当にありがとうございました。丁寧に分かりやすく、個性的に教えてくれるいい先生方に恵まれて、私はとてもよかったです。