京都大学 工学部(1年後に…) 

大阪大学   工学部    地球総合工学科  不合格
 神戸大学   工学部    建築学科     不合格
 早稲田大学  創造理工学部 建築学科     不合格
 東京理科大学 工学部    建築学科      合格
 立命館大学  工学部    建築学科      合格
 関西大学   工学部    建築学科      合格

 私は小学5年生の時に入塾しました。それから8年間、本当にお世話になりました。私にとって學進会は勉強面はもちろん、人間として成長する場でもありました。
 大袈裟と思われるかも知れませんが、ホントです。先生方には、感謝を志望校合格という形で返したかったのですが、今年は出来ませんでした。スミマセン…(泣)

 浪人する私が言うなって感じですが、一年間受験生として過ごして感じたことを伝えたいと思います。

 私は理系ですが、理科があまり得意ではありませんでした。得意でないと言うより、苦手意識が強く努力しきれませんでした。今思えば、理科は英語や数学と比べて能力とやった量が比例する教科です。やれば伸びます。
 受験において強みを伸ばすことももちろん大切です。でも、弱みのない人が最後は勝つんだということを痛感しました。

 受験生になると、やりたいことの量と出来ることの量の差に焦りました。でも、悩まないで下さい。悩んでいる暇はありません。少しずつ、着実に、目の前のことに集中して下さい。

 受験勉強は辛いかも知れません。いい判定が出なくて落ち込むこともあります。でも、安易に志望校を下げるのはよくないと思います。志望校を下げるなら、センターのあとでも間に合います。
 センター後に志望校を上げるのは危険です。志望校を高くもって努力して下さい。

 月並みですが、予習復習を大切にして下さい。先生方の板書を写したノートは、当時思いもよらなかったほど役に立ちます。

 化学は足を引っぱってました。センター前にさすがにヤバイなと思って、化学ノートを作りました。塾や参考書、いろんなものを見て大切そうな基礎の部分を書き込んでいきました。
 それから、問題を解いて足りなかった知識や忘れていたことを書くMEMOを作りました。我ながら、これらは役に立ったと思います。おかげでセンターではイイ点がとれました。
 化学はやった分だけ伸びるという傾向が一番ハッキリで他教科でした。

 物理は好きですが、物理Ⅱに負けました。はじめはⅠとそんなに変わらないなと思いました。覚える公式も数学ほどではありません。でも、問題になると妙に解きにくく感じました。原理や成り立ちが理解できていないと躓きます。
 あと単元が変われば、やることがガラッと変わります。気をつけないと公式なんかドンドン抜け落ちますよ。

 数学はメッチャ好きです。いっそ変人の域です。ただ、数学は波ができやすい教科です。調子や出題によって偏差値は5くらい平気で上下します。
 入試の当日は緊張するし、普通の状態ではありません。そりゃ当たれば受かります。でもその保証はありません。したがって、受験を数学を武器として戦うことは難しいです。理科や英語にある程度の高さでの安定感があってはじめて数学が生きるんです。

 センターの社会は、地理を選択しました。これはよかったと思います。化学同様、やれば上がる教科です。一ヶ月前から「センター入試のツボ」という参考書をやって、点数はメッチャ上がりました。あと予想問題より過去問をやり込む方がいいと思います。

 入試直前になると完璧であることにこだわってしまいがちです。しかし、入試に必要なのは、解ける問題、解かなければいけない問題を落とさない力です。できないことにウンウン唸っているよりも、知識を再確認する方が有意義です。

 長々と書きましたが、多くのことが日々先生方がおっしゃっていることと重複していると思います。先生方は受験のプロです。不安なことがあればドンドン聞いて、志望校の合格を勝ち取って下さい。

 最後になりましたが、塾頭、森口先生、東先生、桐村先生、塾頭の奥さん、田中先生、吉見先生、林田先生、片山先生、本当に8年間ありがとうございました。
 一年後、またいい結果を報告できるように頑張ります。