静岡県立短期大学 看護学部

高校に進学し、一番迷ったことは、「塾か?バスケか?」どちらを続けるかでした。それを塾頭に相談し、部活を選んだ私は、もうあの緊張感の中で面白い授業を受けることが出来ないと思うと、涙が溢れ、塾頭の隣で号泣したしまったことを今でも覚えています。

 部活が始まってからは、帰宅時間は20時で土日も練習や試合があり、なかなか学習時間を確保することは難しい状況でした。しかし、部活終了後にPlus教室を利用し、学校の内申は何とかとるように努力をしていました。
 また、學進会で頑張っている仲間の姿を見ることは、すごくいい刺激になり、私も部活があるから勉強が出来なくなるのでは無く、部活があるからこそ時間を有効に使おうと思っていました。
 そして何よりも先生のアドバイスを受けながら3年間支えてもらったことは、私にとって大きな財産となりました。

 部活を引退した時点で、私は内申がA判定だったので、部活と生徒会に関わっていたことを活かし、まず国公立大学の推薦入試を狙いました。国語が苦手だった私は、週1回、東先生に小論文の指導をしてもらい、入試に備えてできる限りのことはしました。
 国立大学の推薦入試の方式は様々ですが、私の場合は小論文と面接、英文を読んでの課題がありました。倍率も3倍で、推薦入試は思っていたほど甘くなく、結果はダメでした。

 しかし一方で、塾頭のアドバイスに従い、センター対策も怠らずに3年生からは、Plus教室での学習に加え、英語の授業にも参加していました。そのおかげで何とか公立大学の短大部にセンター利用で合格することができ、満足できる結果となりました。
 学校では、周りの国公立大推薦組の人達を見ると、結果は半々で、内申を確保している人も推薦入試だから絶対に受かるという保証は無いことを痛感しました。推薦は、受かったらラッキーだと思って、センターや2次に向けての勉強もした方が良いと思います。(塾頭の受け売りです。)

 入試を終えた今思うことは、やっぱり部活を続けてよかったと思っています。国公立推薦に失敗したあとでも、部活で培った精神力を活かして、あきらめず頑張ることが出来ました。

 そして何よりも私を見捨てずに、最後まで「頑張れ!」と励まして下さった、學進会の先生方は、苦しい受験の中で私の支えでした。
 學進会で本当に良かったです。今まで本当にありがとうございました。學進会での6年間を胸に、立派な看護師になりたいと思っています。