千葉大学 教育学部

私は高1の夏に塾に入りました。
 受験を意識しだした頃は、全く学力に自信がなかったので、学力と関係ないところから頑張り始めました。授業中に先生が聞いてきた計算結果を誰よりも速く解いて答えようとしたり、ノートは絶対2回とるようにしたり、誰よりも規則正しい生活を心がけたりしました。すると…自然と自信もついてきて、学力も上がっていきました。
 高3は自分のペースを心懸けつつ、必死に勉強しました。夜更かしが苦手なので、早起きして、夜12時くらいに寝るようにしていました。やるときはとことんやって、いっぱいいっぱいになったら遊んだり、休んだりしました。何時間したかよりも、どれだけ自分が納得できるかを重視して勉強しました。

 高3の夏までは、京教か大教のどちらかに行けたらイイと思っていました。関東に憧れを持っていたけど、ずっと前から親に関西に居て欲しいと言われていたし、東京近辺には私が行ける国公立大学は無いと思っていたので、関東の大学に行こうだなんて考えもしませんでした。総合大学にもスゴく行きたいと思っていたのに、なぜか無理だと決めつけて諦めていました。
 でも…夏の面談で、無理だといわれる覚悟で希望を全て言うと、千葉なら今から必死でやれば間に合うと言われました。驚いたし、当時の学力よりも少し上だったので、不安しか無かったです。でも、可能性を信じて目指すことにしました。親にも反対されると思っていましたが、最初はビックリされたものの、反対されず、最後まで応援してくれました。
 自分の希望はなるべく口にすること。自分の学力の現状を正確に見つめることの大切さを感じました。

 私は小論文対策の際にいろいろな社会問題や子供達の現状を学びましたが、自分がどれだけ恵まれた環境にいるかというのを痛感しました。私には沢山のお金を払って私学や塾に通わせてくれる親、ささいな相談も聞いてくれる友人や兄弟や先生がいました。信頼できる塾にも巡り会えました。
 合格したことというよりも、それまでに積み上げた私の努力や私を支えてくれる人が沢山いたということに価値があると思います。

 學進会は本当に良い塾でした。どの先生も個性豊かで大好きでした。授業も楽しかったし、どんなにささいな質問を沢山しても嫌な顔をせず、全て答えて下さいました。信頼できました。本当に感謝です。

 不安で辛いことも山ほどあった1年でしたが、本当に頑張ってよかった。

 ありがとうございました。