静岡県立大学短期大学部 看護学部

私は静岡県立大学短期大学部に合格しました。この学校が志望校というわかではなかったのですが、公立の大学に合格できたので、自分ではとても満足しています。

 私は看護学部を目指していました。だから科目の勉強はセンター対策ばかりしていました。しかし、センターレベルでいいのだと言われても勉強が得意でない私にとって、5教科もの勉強をすることはとても大変でした。
 初めの頃は、ついつい苦手な英単語の暗記や数学から逃げてしまったり、生物や政治経済などの暗記物ばかりに力を入れてしまったりしてしまいました。その結果、模試の度に偏差値が大きく上がったり下がったりして、なかなか学力を安定させることが出来ませんでした。
 そして毎回不安に思いながら、塾頭のところへ模試を持っていくのですが、塾頭はいつも優しくアドバイスをして下さいました。「もっとこういう風に勉強したらいい」とか、私の学力に合った参考書を紹介して下さったりして、とても励まされていました。

 夏が終わった頃から、生物と政治経済に焦りだして、毎日この2教科ばかり勉強していました。特に生物の遺伝の分野が苦手で、何度も同じ問題を解いたりして、遺伝の勉強だけで終わってしまうという日もありました。
 そうしていると、やはり数学や英語、国語の勉強が疎かになってしまいました。そしてそれに気付いて、また慌てて英語、数学、国語の勉強をする…、という形になってしまいました。

 勉強を進めていくにつれて、徐々に時間を上手く使えるようにはなっていったと思いますが、やはり最後までバランスよく勉強すると言うことは、とても難しかったです。
 だから、冬期講習会の勉強はとても役に立ちました。5教科の基礎知識を短期間で全て見直すことが出来たし、どの科目のテキストも大切なところばかりがまとめられていて、センター試験本番直前まで活用することが出来ました。特に数学の中学生の時の公式などは、忘れてしまっているものもいくつかあったので、見直すきっかけになりました。
 小論文の添削でも、私は国語の授業をとっていなかったのですが、お願いしに行くと何度も添削して下さったり、毎回アドバイスもして下さって、本当に助かりました。

 センターでは思ったように点がとれなくて、どこも受からずに専門学校になったらどうしよう…と、不安に思った時期もありましたが、最後に合格できて良かったです。
 短期大学ではありますが、公立をあきらめないで勉強してきて良かったです。
 私の場合は、助産師を目指しているので、短大を出ても助産師の専門学校を受験するか、四年制の大学に編入するかしなくてはいけません。少し遠回りになるのかも知れませんが、自分の夢を叶えられるようにこれからも頑張ろうと思います。

 學進会の先生方、本当にありがとうございました。