兵庫医科大学 医学部医学科

受験校にフラれ続け、人格そのものまで否定されたような思いでへこんでいた時の兵庫医科大学の合格発表だったので、パソコンの画面に自分の番号を見つけた時には、信じられない気持ちでいっぱいでした。画面を見ていると、知らないうちに涙が頬をつたっていました。(両親も信じられないという表情をして、パソコンを見ていました。)

 受験を振り返って、大きな反省点は、「医学部受験を甘く見ていた。」ということです。
 それまでの人生で100%の努力をしなくても何とかなっていたし、受験モードに入ってからも、淡々としていました。元来、私が主体的に動かなくても周囲がお膳立てしてくれる環境だったことが災いしていたと思います。
 ですが、受験は私が努力しないとダメ!ボケッとしている私でも苦しかったです!

 そんな私が何とかやってこれたのは、一緒に頑張った仲間、現実は厳しくとも最後まで叱咤激励して下さった塾の先生方や両親が支えてくれたから…と、感謝の気持ちでいっぱいです!

 幼い時、「學進会の塾頭はメッチャ恐いらしい…」と聞き、學進会だけは避けていたんですが、ご縁があって小6から7年間お世話になりました。
 入ってみると、努力する者には寛大でした。學進会名物の塾頭の雷は、塾全体の引き締めには効果抜群でした。(私はただ恐くて震えていました…。)
 年2回の個人面談で、「医学部にいきたい…。」と言った時、塾頭は国公立も視野に入れたアドバイスをして下さいました。それが学年が上がるにつれて、国公立から私立大になり…最後の面談では「頑張れ!」と一言…。もうそれしか言いようが無かったんだと思います。(先生…ゴメンナサイ!!)

 後輩の皆さんに言いたいことは、「その時その時にできることをしっかりやって、悔いが残らないようにして欲しい。」ということです。

 後になりましたが、先生方、本当にお世話になりました!そして、ありがとうございました!!

 4月からはキャンパスライフを楽しみ、苦しい時は塾で教えてもらった「最後まで諦めずに努力する。」ということを思い出して、頑張ります。
(私立の医学部に行かせてもらえることに感謝です。)