名古屋大学 情報学部 

同志社大学 生命医科学部 医生命システム学科 合格
 名古屋大学 情報学部 自然情報学科 合格

 僕が學進会に入塾したのは、中三の春からでした。共栄の内部だったので、初めにクラス分けテストを受けました。それまで勉強を一生懸命することも無く、学校の成績も悪くなく、クラス分けテストもいくら一つ上の人たちと受けるからといって、それなりの成績はとれるだろうと思っていました。結果…下から3番目でした(o_ _)o
 この結果は衝撃でした。ほとんどの同級生にも負け、結果に愕然としていたのを覚えています。だからといって中3からガリガリ勉強するわけでなく、ただ授業を受けているだけ…って感じでした。

 塾頭のFitの授業では、初めての授業の時から姿勢について怒られたり、因数分解の問題を大問ごと質問して怒られたりと散々でした。その頃は塾頭の授業に行くのがいつも恐怖でした。
 塾に入るまでは自分の数学力にそれなりの自信を持っていましたが、塾の授業に全くついていけず…授業中は、塾頭ができるだけ僕を当てないよう、塾頭が誰かを当てようとすると、ノートをとるふりをしたり、目を逸らしたりするなど…いろんな工夫をいつもしていました。(もちろん意味は無かった。)

 こんな僕が勉強を本格的に始めようと思ったのは、中学を卒業して高校に上がる段階での春休みです。理由は高校から入ってくる外部のバタビア勢に負けたくないと思ったからです。
 春休み中は苦手だった英語をひたすらやりました。第1termを何度も復習し、授業中に林田先生や花田先生が教えてくれる熟語や言い換えも、それまで習ってきたもののほとんどを覚えました。そうすると、授業中に答えられる問題がどんどん増え、塾内での自分の序列が上がっていくのを日々実感でき、英語の授業に行くのが楽しみになりました。
 春休みが終わると、学校終了後はすぐ塾に行き、毎日9時まで塾で勉強をしました。自習のほとんどの時間を数学につぎ込み、中3の時に理解できなかった数ⅠAを一からやり直しました。高1の時は、同級生の中で絶対に自分が一番数学の勉強量が多いと自信を持って言えるほど数学を勉強していました。
 解き方を覚えるのではなく、なぜこの動きをするのかというのを常に考えて(←塾頭の受け売り)勉強していました。
 高1の内はなかなか成績には表れなかったけど、高2の全統で満点を取ってからは高得点がとれるようになりました。
 高2、高3と勉強もほどほどに楽しい学校生活を送っていたので、勉強量が増えることはあまりなかったけど、高1の時に頑張って勉強していたことで助けられました。高1の頃は周りに勉強している人が少ないので、この時期に勉強を頑張れば周りと一気に差をつけられます。

 高2、高3は英数が割とできるようになっていたので、ずっと理科をやっていました。しかし結局最後まで理科はできるようになりませんでした。原因としては、良さそうだと思った参考書に色々と手を出しすぎて、一冊一冊を完璧に仕上げられなかったことでした。

 センター終了後、『名大か阪大かお前の受けたい方を受けろ』と塾頭に言われ、名大の方が楽しそうだったので名大にしました。
 僕の受けた学科は理科の配点が低く、それも僕の背中を押しました。二次試験はあまり緊張せず、落ち着いて臨めました。感覚としてはこれまで最高の出来で、試験終了後に「受かったな」と思いました。

 受験勉強は本当にツラいですが、勉強すればするほど合格したときの喜びは大きいものになります。

 皆さんも悔いの無いよう、頑張ってください!

教科ごとのアドバイス

国語…わからない

数学…感覚で解くのでは無く、この数値を求めるには何をするべきなのかを考え、全ての動きに必ず意味を持たせる。漠然と動かない。
 高2までは塾のテキストをひたすらやり込めば良いと思う。(僕はそうしていた)高3からは、とった塾の授業の問題集をやる。僕は赤本はセンター終了後に始めた。

英語…シス単が終わればリンガメタリカをやるべきだと思う。単語と共に長文頻出テーマも押さえられる。または、百式英単語を最後まで終わらせられれば最強(周りにはいなかった)

物理…物理のエッセンスと名門の森が全て解けるようになれば、割と十分だと思う。あとは好みで。

化学…わからない

倫理政経…僕は12月から本格的に始め、やってもやっても終わらず、泣きそうになった。最低でも夏には始めるべき(ちなみに本番は75点)