関西大学 総合情報学部

念願の体験記。非常に嬉しく思います。
 まず僕が學進会に来たのは中1の終わり、ここで体験をし、中2からこの塾に通い始めました。それまでは違う塾に通っていましたが、忘れもしません…、体験入塾に来て始めて授業を受けたときの衝撃を…。
 あれは田中先生の授業でしたが、思ったことは3つ。「なんてこの先生は口が悪いのだろう!」「なんて授業のペースが早いのだろう!」「なんて真剣に生徒は授業を聞いているのだろう!」でした。前の塾では、授業中にゲームボーイをしている人がいましたからね~。今では、前の塾はなんて甘っちょろかったのだろうと思います。

 高校入試の際には、塾での授業で十分でした。おかげで公立、私立の両方成功しました。塾の宿題だけ頑張ってやっていた記憶が残っています。

 問題は大学入試です。やはり今さらですが、高校入試と大学入試の違いというものを痛感させられました。
 まず僕が福知山高校に入学したとき、「勉強」「趣味」「友人関係」の三本柱で頑張ろうと考えていました。趣味はバンドを組んでいたのですが、僕にはとても勉強と両立できるものではありませんでした。どうしても塾の予習や復習のことが頭にあって、集中できなかったので、一番初めに諦めましたね。大学までお預けと考えました。
 高1の初めはFlapコースに入れてもらいましたが、バイトばっかりしていて、夏休みくらいからAccelコースに落ちました。先生に模試を見せても、「何を夢見とんや?時間かけて努力もせんと、希望が通るかい!」とばっかりいわれて…ズルズルと一年が過ぎてしまいました。一年間…もったいなかったですね。
 2年になってバイトもやめ、勉強に打ち込んだかというと、それも怪しいものでしたが、数ⅢでまたFlapコースに入ったあたりから今まで以上に真剣に授業を聞き始めた覚えがあります。その頃は、Accelコースの授業に慣れきっていたため、塾頭の質問には全然答えられず、その場しのぎの答えをいうのが精一杯でした。「何とかしたい」という思いがいっぱいで、この時期からノートも黒板だけでなく、先生の言われることをメモしたりし始めましたね。
 あっ、もしかして後輩のあなたたちの中で黒板だけノートをとっている人います?もしそんなことをしている人がいたら、それはもったいないですよ!!授業は精一杯活用しないと!!
 塾通いを続けていれば分かりますが、塾頭や桐村先生は、思ったことはたいがい黒板に書いてくれますが、森口先生の授業の英語は、文法とか授業中に解く問題が多いですから書ききれない分もあったかと…。口でおっしゃることにも大事なことがありますから。
 こうして2年が過ぎました。しかし、自分はまだ大事なことに気が付いていませんでした。それは、「自分が家では勉強できない」ということ。僕は本当に勉強ができないというより、勉強という行動ができない人でした。家の机に座っても集中できず、全然受験勉強も進まなかったです。
 1年先輩の人達が毎日塾に通って、自習スペースで日々勉強に励んでおられるのを見て、自分もそうなろうと思い、3月くらいから毎日塾に通い始めました。そしてやっと気付きました。「自分の勉強できる場所はここや!!」と…。遅かったですよね。もっと早く気付くべきだったと、それだけは後悔しています。

 高3の1年ですが、本当に早く過ぎました。よく聞く言葉かと思いますが、本当にヤバイです。18年間生きてきて、一番早く感じた一年でした。特に10月あたりからはヤバイ…。
 まあ、次の高3の方々もそう感じると思います。ほぼ毎週のようにある模擬試験に追われ、自分の勉強がなかなかできなくて焦ったこともありました。高校3の2年をひと言で表すなら、さっきも書きましたが、本当に「早かった」だけです。(笑)11月からセンターまでの記憶は、嵐のように早かったので、記憶にありません。(笑)

 後輩に残す言葉…、まあ自分が感じたことですが、1年の時にすべきことは、自分に最適な学習環境探しと、数学英語の基礎の完成かと…。「自分はどこでも勉強できる!」という人は探さなくてもイイですが、家で勉強できない人は、早急に探しておくべきだと思いました。
 僕の最適学習環境ランキング
 一位 塾(もちろん學進会です)
 二位 図書館(今は使わせてもらえなかったりする)
 後は学校、家くらいじゃ無いですか?そう言えば、レストランやファーストフードで勉強している人もいました。
 塾で勉強していると、その勢いで家でも勉強できるものです。だから勢いづけにもイイと思います。
 英語数学は、私立でもたいがいの所は必要になる科目です。高1の勉強が甘いと、高3の時に絶対ブレーキになりますね。絶対、この2科目は毎日触れておくべきだと思います。
 2年の時は、理科や社会の基礎を固めなければいけないと思いました。模試でもある程度点を取れるようになっておかないと、高3になってから、必ず大変なことになりますよ。
 3年の時は、とにかく早めの2次対策です。センター対策もあります。このセンター数学は、毎日触れておかないと、すぐに感覚が鈍ります。僕は社会の点数が最後までなかなか上がらなくて、冬休みギリギリまでかかってしまい、数学にあまり手を付けられなくなって、失敗しました。(泣)

 あと、福高卒業生として…
 福高生は、周りのレベルと福高病?(笑)に気をつけてください。学校のレベルに合わせて学力を身につけていると、大変なことになる場合が…。(恐)
 現に僕のクラス(Ⅱ類理数)では、センター直後に現実を知り、志望校を変える人が続出…。神戸大志望なんか、高3の4月頃は、15人くらいいたのに、結局受けたのは2人…。センター後に国公立大の志望校を変えなかった人は、2~3人しか知りません。(苦笑)

 最後になりましたが、塾の先生方、本当にありがとうございました。
 林田先生には、Accelの英語、PLUSでお世話になりました。笑えない駄洒落英単語が面白かったです。(笑)
 田中先生には、中学のときの数学、社会、PLUS教室でお世話になりましたね。いつでも元気で、本当に勉強していてパワーをもらいました。片山先生もPLUSでお世話になりました。
 物理、数学をお世話になった桐村先生もありがとうございました。勉強法を教えてもらったり、授業中に大学のいろいろな情報を教えてもらったりして、とても良かったです。理系科目ができない理系でスミマセンでした。(汗)
 東先生!最後までお笑いの解答しかできなくて、スミマセンでした。国語は窮めて苦手でしたが、古典はだいぶマシになりました。ありがとうございました。
 今はおられませんが、吉見先生には、数学を易しく丁寧に教えていただき、ありがとうございました。
 英語だけでなく、いろんな知識を教えていただいた森口先生、ありがとうございました。入試では英語が一番の武器として使えるほどになりました。
 そして塾頭。休みの日に偶然アビックスで出会い、そのとき参考書を一緒に選んでくださったり、数学の授業をマンツーマンで分かるまで補習していただいたり、センター数学の勉強法を細かく教えていただいたり…本当にありがとうございました。だからこそ、センター試験で失敗したのが一番悔しかったです。僕は、先生方に認めてもらいたかったためにここまで頑張ってきたんです。
 色々ご心配をおかけしました。結局、鳥取大の合格は蹴って、関大へ行きます。5年間本当にお世話になりました。
 お体に気をつけて、頑張ってください。