東京理科大学 理工学部

今回の受験は僕にとって、かなりキツイものだと感じました。しかし、學進会で勉強してきたことは無駄ではなかったと思います。僕がここでどのように過ごしてきたのか、書いていきたいと思います。

 僕が学進会に入ったのは、小学六年生の時でした。理由は姉がいるから…という単純なものでした。この頃から中学三年生までは、あまり勉強に打ち込んでいませんでした。(笑)「学校の成績が良ければいいや」…甘い考えしかありませんでした。今になって、この頃の勉強は大事であることが分かります。今中学生である君は、しっかり勉強しておいて下さい。

 英語は単語を早めに覚えておいた方が楽だし、数学は空間図形の状況把握がとても大切です。国語は東先生が教えて下さるもので十分です。理科は、高校になって自分が何をするのが一番良いかを考えるものとして、しっかり学習するのが良いと思います。社会なんて、そのまま高校に通じるので、中学生の皆さんやこれから中学生だという人も、今の勉強をしっかりして下さい。

「高校に入ってからは、勉強がとてもきつくなるぞ!」と塾頭に言われていましたが、僕が想像していたのよりも、だいぶキツかったです。(汗)
 二次関数の最大・最小…は???…っていう感じでした。それでも一年の一学期、二学期はそのままにしていました。1日5時間位勉強していればいいだろうと考えていたので、これぐらいで大丈夫だろうと思っていました。しかし、一月の模試を見て驚愕しました。今までで最低の偏差値でした。このとき初めて「ヤバイ…汗」と思いました。自分はもっと勉強しなきゃいけないんだ、そう感じました。この時から學進会の自習室に残り始めました。(三年の先輩方、席を取ってすいませんでした<(_ _)>)でも、ここから成績が伸び始めたのは一年後の1月の模試でした。だから、もしかして一番勉強したのは高校二年生の時かも知れません。

 何をしたかというと…とにかく塾の復習をしていました。塾のテキストを最低3巡はしていきました。自分が苦手な単元は、7巡していたような気がします。
 英語は単語、熟語、文法をして、国語は古典の文法、漢文の句法を勉強していました。ここで大事なのは、あきらめないことだと思います。成績は、決してすぐに伸びません。しかし、続けていくこと。ここで何をすればいいのか?次どう動けばいいのか?がだんだん分かってきます。なのでみんなもめげずにガンバって下さい。
 理科には本当に苦しめられました。授業はじめの物理、化学の小テストは、どれだけやっても悪いままでした。特に修学旅行前の物理のテストが本当に悪かったのを覚えています。「あんなにやったのに…」そんな思いしかありませんでした。そこで、夏休みは理科をやりまくりました。朝早くから塾に来て、最後まで残る。そんな毎日が続きました。

 三年生になってから、はじめの方はかなりきつかったです。特に僕が受講していたハイレベル数学の質問のレベルが確実に一年、二年までとは違いました。ただ覚えているだけでは答えることが出来ない。あらゆる可能性を考えていかなければならないようになりました。それに、理科、英語も二次試験に向けて難しくなっていく一方だったので、四苦八苦の毎日でした。でも、とりあえず學進会には必ずいくことに決めていたので、そこで苦しみながらも勉強をし続けていました。

 このように、最初は誰しも上手くいくわけではないので、みんなもあせらずに淡々と勉強をしていくことが大事です。思い詰めることなく、常に笑顔で勉強をしていくことが成功の秘訣だと思います。
 そしてもう一つ大切なことは、精神力です。センター試験というのはかなり独特の雰囲気の中で戦わなければなりません。それに負けることのない強固な精神力が必要になります。そのためにも授業中に先生方が話してくれることをよく聞いておいて下さい。學進会の先生達は、勉強のことだけでなく、たくさんのことを教えてくれます。それを全て盗んでしまう勢いで自分のモノとしましょう。

 今回の入試は、決して自分の納得できるものではありませんでした。正直悔しさがまだ残っています。でも、クヨクヨしていても時間の無駄なので、東京理科大学に進学することに決めました。第一志望の筑波大学にはとどかなかったけれど、それは決して学力が足りなかったのではなく、運がなかっただけだと思います。それくらい僕がしてきた勉強量は多かったと誇れます。みんなもこんなことが言えるくらい必死に勉強して、悔いの残らない受験にして下さい。

 先生方には最高の形で恩返しができなかったことが心残りですが、約7年間ありがとうございました。

 塾頭、僕が最後まで自習室に残っているときは、必ず話しかけてくれました。僕が悩みを話すと常に的確なアドバイスをしてくれて、何度も助けて下さいました。センター試験がとても悪い結果となり、筑波大学を受けることができないと思っていた僕の背中を押してくれました。非常に悔しい結果となりましたが、これをバネに頑張っていこうと思えます。

 森口先生英語と言うより日本語の方がお世話になった感じです。森口先生のトークは芸人並みに面白かったです。二年の途中で長期のお休みがありましたが、これからはご自分のお体にも気をつけてトークして下さい。

 東先生模試の結果が悪いときに「君の学力を考えると、こんな偏差値のところにおったらアカン」と言われ、それを励みにキライな国語も勉強できました。これからもあの奇抜な服装で生徒達に恐れられるような授業を続けて下さい。

 桐村先生理系っぽくない僕でしたが、先生の見やすい板書のおかげで理科がいつの間にか好きになっていました。模試や小テストが悪いときに声をかけていただいて、力となっていました。

 林田先生森口先生の代行として少しの期間でしたがお世話になりました。林田先生の授業は、自然と笑みがこぼれてしまう…そんな感じがします。あの時言ってもらったギャグは、今でも心に残っています。

 田中先生Plus受講の多い僕が要望したことを常に叶えていただき、ありがとうございました。先生の社会の知識には驚くばかりでした。

 花田先生塾頭の手術の時に数Ⅲの授業を担当してもらいました。なぜかその時、最初にあてられたのが僕で、心の中で動揺していました。

 奥さん用紙を提出するときに、姉のことや僕のことを気にかける言葉をいただきました。あの笑顔でこちらも元気になりました。これからもその笑顔で生徒達を元気にしてあげて下さい。

 最後に、僕の好きな言葉で「努力に勝る天才なし」という言葉があります。みなさんも自分の夢のためにも努力して下さい。