金沢大学 薬学部

はじめに、この學進会で過ごした勉強づくしの日々を振り返り、頑張った自分を褒めるとともに、塾頭をはじめとする先生方に深く感謝したいと思います。

 僕が入塾したのは中学1年生の春で、その頃は成績も適度に良く、塾の無い日にはクラブ活動という理想の日々を送っていました。
 僕は共栄中学に通っていたので、學進会では中3のときから高1の先輩に混ざって授業を受けることになりました。はじめのクラス分けテストでは、数学1位をとり、Flapコースに入ることができましたが、始まって2ヶ月で授業についていけなくなりました。
 クラブで忙しいという言い訳で自分を納得させ、塾の予習復習をいい加減に済ます毎日…。おかげで授業の度に怒鳴られました。そんな毎日に嫌気がさした僕は、塾を辞め、クラブに没頭する生活を送っていました。

 高2の冬、突然ですが薬学の方へ進みたいと思うようになりました。たいして勉強していなかったため、模試では全てE判定…。今まで経験したことの無い現実に直面したとき、ふと頭に浮かんだのが學進会でした。
 「今の自分を変えることができるのは、あそこしかない。」そう思い、再びこの塾に入り直しました。
 この塾の良いところは、まず何より厳しいところです。妥協を許さないところに僕は惚れました。世間では、厳しいことは嫌がられるかも知れませんが、あえてここを選びなおしました。なぜなら、「ここの厳しさに勝てなければ、受験には勝てない。」と思いましたし、この塾は、「その環境で日々頑張る生徒にはとことん応えてくれる。」そう思ったからです。
 再入塾後、みんなとの遅れを取り戻すために、選択する授業数を増やしました。毎日2~3つの授業があって、予習復習もけっこうハードでした。でも、負けたくない仲間もいて、また授業の厳しさの中には笑いもあったので、毎日積極的に塾へ通い、楽しく受験勉強することができました。

 結果的に受験という戦いには勝ちましたが、人生の中での戦いはまだまだあります。その戦いの中で生き抜く強さもこの塾は教えてくれたと思っています。

 今まで本当にありがとうございました。「學進会、バンザイ!」