神戸大学 経済学部 

私は、入塾前から学校の課題、定期テストのための勉強を重視しており、学校推薦で大学に行こうと思っていました。入試用の勉強ができていない、学校型の生徒でした。
 そのためか模試では思うように点がとれず、特に英語は長文を読むことにも慣れていない状況で焦っていました。そんな時、同級生の話しを聞いて、この塾で英語の授業を受けたいと思うようになり、勢いで入塾させてもらいました。それが高2の冬でした…
 本当にもっともっと早く入塾していれば良かったです。独特のテンポ、説明の斬新さ、雰囲気など、全てに衝撃を受けました。失礼かもしれませんが、入塾前、「あそこの先生は怖い。すぐ怒られる。」などと勝手なイメージを持ち、不安も多かったです。しかし実際に入ってみると、そこに居られるのは、あらゆることに協力してくれ、面白くてためになる授業をして下さる先生達であり、厳しいのは生徒を思ってのことであるという当然のことに改めて気づかされました。

 入塾して驚いたことは他にもあります。生徒の勉強に対する姿勢です。ここでは高校生だけでなく、中学生、時には小学生もですが、自習スペースで勉強に励んでいます。できるだけ早い内から、この空気の中で受験という同じ目標を持つ人達と過ごすだけでも自分の意識は変わってきます。よい刺激を与えてくれたり、励ましてくれる人と出会えました。

 学校も含め、恵まれた環境にいられたからか、ほとんど勉強するのを苦痛に思ったことはありません。(苦しいレベルまでできていなかったのかも知れませんが…)
 ただ、センター試験が志望校のボーダーに達していないと分かってからは、心を切り替えるのに苦労し、勉強が手につかない時期もありました。センター試験の結果というのは、国公立を受けるには勿論のこと、センター利用の私立にも影響し、高3の模試で常にA判定だったところにも受かりませんでした。センター試験の重大さを身にしみて実感しました。

 センター試験から数日後にとりあえず立ち直って、私立を受け、浪人を回避できたときが一番嬉しかったです。もう一年入試勉強をする気力は残っていなかったので…汗。

 前期試験に関しては、99.9%ダメだと思い、私立に行くつもりで京都に部屋を決めていました。その後、合格を知ったので、しばらく実感が湧きませんでした。
 そういう意味でも入試は何が起こるか分からないので、最後まで諦めないことも気を抜かないことも必要です。

 受験を通して、自分がかなり多くの人にお世話になり、支えられながら生活しているということにも改めて気づきました。
 もう本当に、皆様ありがとうございました。