佛教大学 社会学部

成美の下位層はもがいていました…

はじめに
 これは、福知山成美高校アカデミークラスの最下層にいた受験生の体験談である。「こういう受験生もいるのか~。」という感覚で読んで下さい。

Ⅰ最下層からのスタート
 僕は、中学1年生(小6の3月)の時に學進会に入塾した。中学生としての最初の模試の順位は、ケツから3番目だったと思う。中2の4月までずっとNaviコースにいたが、中3の時には数学はFlapコース、英語はAccelコースに安定していた。「最下層でも頑張れば何とかなるんだな~。」と、この3年間で学んだ。

 成美高校に入学して3年間、毎日出される膨大な量の宿題と翌日の予習に追われていた。クラスでも周りの奴ばかり気になり、フワフワした生活が続いていた。もう少し落ち着いて勉強したかったナぁ…

Ⅱ成美の伝説
 2008年、9月某日。「人柄の偏差値は70」と、森口先生に言われた一人の最下層生があり得ない行動をとった。学校の授業を途中でボイコットし、トイレに立てこもったのである。おそらくこの事件は、アカデミー始まって以来、初めてのことと思われる。
 その行動に至るまでは色々とあったな~ ……… うん、あった。
 学校の方針と自分の意見のズレによるものだが、授業を抜け出すという行為を今思えばよくやったなぁと自分でもビックリしている。この頃から自分の意見を強く主張するようになり、塾頭からも「お前は変わって、逞しくなったな。」と言われた。その一言はとても嬉しかった。この事件は、おそらくある意味での伝説となるだろう。
 しかし、悪いことばかりではなかった。自分を出すための勇気ある最初の一歩を踏み出せるだけの度胸や、辛くて嫌なことに我慢するための忍耐力を手に入れることが出来たのは、学校のおかげだと思う。

 高校生活において、両親や學進会の先生の気遣いと「何とかしてやりたい」と思っていただいた気持ちにもっともっと応えたかった。今は、苦しかった高校生活からも解放され、大学生活が楽しみです。

 サヨナラ、頭髪検査…

終わりに
 本当に色んなことに悩んで、そしてもがいていたナぁ~。でも、精神的には強くなった。(体力はかなり落ちたけど…)。こうやって今までを振り返って、気持ちの整理がつきました。これからも自分らしく生きていきます。

 ありがとう成美。ありがとう學進会。そして…おつかれさま!自分!!

 學進会に通って本当に良かったです。