神戸大学 文学部

先生方のおかげで、無事第一志望の学校に通えることになりました!!本当にありがとうございます!!

 唐突ですが、塾に行っていない奴には「塾に行っていない」というプライドなるものがあります。私も中3の夏休みに夏期講習会に参加するまでは、その謎のプライドを持つ一人でした。
 塾というと、知識を頭に詰め込んで機械的に問題を解く、マニュアル人間養成所のようなイメージを持っていて、ずっと頑なに塾には通いたくないと思っていました。
 これは極端な想像でしたが、とにかく当時の私は、塾に対して悪いイメージしか持っていませんでした。

 しかし中3の夏休み前、受験生という危機感と弟の勧めから塾に行くことを決心しました。

 そしてそこで衝撃を受けます。
 一番の衝撃は数学の授業でした。教室にいる全員が、昔に習った単元の問題を見てスラスラとペンを走らせているのです。
 一つ前の単元の公式はうろ覚えであることが当たり前だった私は、相当なショックを受けました。
 「ああそうか、私がテレビを観たり、マンガを読んでいた間に、ここにいる人達は頑張って勉強していたのか。」…井の中の蛙という言葉が浮かびました。

 そこからは私も頑張りました。わりと負けん気が強いのと、アウェー感で士気が上がったことによると思います。六人部中からは私一人だったので、お弁当を第4教室で一人で食べていました。さぞかし哀れだったことでしょう。そんな状況でも頑張れたのは、授業を受けて世界が広がっていくのが楽しかったからだと思います。

 そんなこんなで高校部がスタートします。夏期講習会ショックから、いぜん数学が苦手でした。にもかかわらず、高校部ではなぜか初Flapコース入りを果たします。ここでも入塾時と同じくらいの衝撃を受けます。
 ギリギリFlapの私の座席は最前列。後ろには数学が得意な人達、前には塾頭という逃げ場のない状況でした。
 今でこそ笑い話にできますが、当時の私の宿題ノートは真っ赤でした。しかも序盤の因数分解です。一番ひどいページは、問題だけが鉛筆で答えは全て赤ペンという始末。そんな壊滅的な状況だった私ですが、最終的にはセンターの数ⅠAで95点(8点はカンですが)、数ⅡBで88点とることができ、2次試験を数学で受験することもできました。
 これも辛抱強く見て下さった片山先生、センター演習で計算力を高めて下さった桐村先生、そして数学受験ができるまでに力を付けて下さった塾頭のおかげです。本当にありがとうございました。

 英語では、田中先生、森口先生にお世話になりました。入塾時には、Takeの過去分詞形を知らなかった私ですが、先生方のおかげで得意科目にすることができました。
 2次の数学と国語でブッこけた私は、英語がなかったら今これを書いていないと思います。本当にありがとうございました。

 国語では東先生にお世話になりました。私は中学まで国語が一番の得意科目でした。今だから言えますが、問題を何となく解いて、理由を後付けしていました。何と愚かな…。
 当然高校では通用しません。気付けば数学よりも苦手な科目になっていました。
 本当にダメダメで、授業中もメチャクチャな解答ばかりでした。それでも見捨てずに見て下さったおかげで、最後の方はマシな答えが書けるようになりました。
 東先生のおかげで、論理的に解くことが出来るようになったと思います。本当にありがとうございました。

 林田先生もPlus教室でお世話になりました。私が休み時間に眠くて机で突っ伏していると、「勉強疲れか?大丈夫か?」と、声をかけて下さったのを覚えています。
 最適の教材を用意していただき、ありがとうございました。

 奥さんはいつも私達の体調を気遣ったり、みんなの気分を明るくしたりして下さいました。母と娘ともどもお世話になりました。

 2次試験の最後の科目の国語が始まる前、色々なことを思い出しました。緊張はしていましたが、「3年間塾で頑張った。やれることはやった。あの先生達に習ったんだから大丈夫だ。」と思って、自信を持って臨むことが出来ました。
 帰ってきて弟に数学を解かせましたが、答えが全く一致せず、真顔で「姉ちゃん…落ちたな…」と言われたときは、どうしようかと思い、某大型掲示板の神戸大スレを見て一喜一憂するという、廃人のような生活を送っていただけに、今こうして傍にある合格者へのお届け物を眺められることが本当に嬉しいです。

 長々とスミマセン。これだけ書いても伝えきれないくらい、本当に先生方には感謝しています。3年半、學進会で勉強できて良かったです。
 これからも一人でも多くの生徒が私と同じ喜びを手にすることができるよう、先生方が熱い授業をされるのを陰ながら応援しています。本当にありがとうございました。