立命館大学 文学部

僕は高校1年生の時に學進会に入りました。學進会に入る前は違う塾にいましたが、高校からは違う塾で質の高い勉強をしたいと思っていました。そこで僕は中学校の時からよく『學進会はレベルが違う』と噂になっていたので、僕もそこに入って勉強したいと思い、入塾しました。
 そして入塾して早々に學進会の授業の質の高さに驚きました。先生はどの先生も芸術品であるかのような板書を作り、丁寧に教えてくださるので、前にいた塾とは全然違いました(笑)当時僕はあまりにも授業の質が高かったので「入る塾を間違えたかな(汗)」と思い、3年間もつか不安でした。しかし、先生達に楽しくわかりやすく教えていただいたおかげで今日まで続けることができました。

~3年間を振り返って~
 ここからは僕の山あり谷ありの3年間を簡単に紹介したいとおもいます。

-高校1年生-
 高1の時は今までで一番しんどかった1年間でした。中学校ではテストである程度良い点をとっており、成績も上から数えた方が早かったので「高校の勉強もこんな感じでやればイイやろー」と思っていました。しかし、高校の勉強はそんなに甘くなかったです。
 まず僕はスタートダッシュに失敗しました。当時、野球部に所属しており、文武両道を目標に頑張っていましたが、毎日夜まで練習していたので、疲れのため全然勉強が手についていませんでした。そのため人生で初の学校の授業中に居眠りをしたり、宿題をサボったりしていました。その結果、高1の最初のテストで今までに取ったことのないような酷い点数を連発しました。その時は本当にショックを受けました。負の連鎖が続くので「このままではダメだ」と思い、部活を辞めて勉強1本にしようと決めました(ちなみに5月31日に退部届を出しました(笑))。部活を辞めたら成績も上がるだろうと思っていましたが、現実は違いました。どれだけ勉強しても成績が伸びず、毎日毎日出口のない暗闇の中で途方に暮れていました。ここで僕は人生で初めての挫折感を経験しました。それでも「ここまで苦しい思いをするなら、いっそのこと一番下まで着いて、あとは上がるだけや!」とポジティブにとらえ、ひたすら基礎問題を解きまくりました。そして何の手応えもなく、2年生に進級しました。

-高校2年生-
 高校2年生は僕の高校生活の中での転換期です。高2になると文系理系と分けられ、その中でもクラス分けがされて僕は1組(標準クラス)に入りました。初めは「1組やから高校生活も終わったな」と思っていました。だから僕は今まで通りに適当にテスト勉強をしてテストに臨みました。「どうせ点数悪いやろなー」と思っていましたが、なんと意外にも点数が良かったのです。「今までの勉強で点数が取れなかったのに、なぜ点数が取れるようになったかなー」と、不思議に思いましたが、おそらく高1の時にあきらめずにやってきた基礎知識が身についたんだなと思いました。今思えば、あきらめず基礎知識を勉強してきて良かったなと思っています。そして学校の面談で指定校推薦という存在をこのとき知り、まだ有名大学に行けるチャンスは残っていると思い、勉強にスイッチが入りました。そのため少しずつ学力がつき、高1の時に体感できなかった勉強をする楽しさを知りました。このときに僕は、学校のテスト勉強と受験勉強の二刀流を始め、指定校で行けたらいいな…と考えていました。

-高校3年生-
 高校3年生になると、2年生の時の努力のおかげで1年生の時に足を引っ張っていた内申点を取り返し、志望校が大体決まりました。このときには心の中で80%、指定校推薦で大学に行くと決めていました。しかし、指定校は校内選抜があるので、受験勉強が疎かにならないようにしました。
 そして月日が経ち、指定校の校内選考の発表の日が来ました。僕はこの日が来るまで高1の時を超えるくらいドキドキの苦しい日々を過ごしました。発表1週間前は、毎日が長く、夜は毎日悪夢にうなされました(笑)。校内選考発表の日…校内選考通過の知らせを告げられた時は本当に嬉しかったです。このとき本当にあきらめずに勉強してきて良かったなと思いました。

~後輩のみなさんへアドバイス~
 ここでは僕が3年間を通してやって良かったなと思ったことを紹介します。

-英語-
★塾の英語の授業は、ノートをガッツリとらず先生の言っていることを真剣に聞く。→書くことは後でもできるから、とにかく集中して聞く。ノートは知らない単語や構文が出てきた時だけ書くくらいで!
★シスタンはできるだけ早くに終わらせて、何周も繰り返す。→シス単の後ろの方も結構出るし、単語が分かれば長文がとても読みやすくなる!
★文法問題は何回も同じ教材を使って繰り返し解く(僕は確認を塾でもらったテキストプリントともう一度英語の冊子でして、演習はUP GRADEを使いました。)
★長文を解く時は、各小問の選択肢を全部読んでからパラグラフリーディングをしてみる。(普段あまり選択肢を読むことはお勧めされていませんが…)→僕は最初長文問題が苦手で、小問の問題文だけを読んで文章を読むという解き方をしていて全然点数が取れなかったのですが、この方法を試してみると、どこに注目すれば良いか分かるようになり、結構点がとれるようになりました。

-国語-
 文系だったのに国語が一番苦手でした(笑)。本当に国語の勉強は苦労しました。僕は現代文の評論が苦手で、いつも国語の模試の点数は半分もいっていませんでした。しかし国語は、あと小説・古文・漢文があります。僕は古典・漢文が好きだったので、その2つでカバーしようと思い、文法と単語を必死にしたところ、6割5分まで上げることができました。
 僕と同じように国語で悩んでいる人は、全部完璧にするという方法ではなくて自分が点を取れるモノでしっかりと取るという方法もあるので、実践してみてください!
オススメの勉強法
★古語単を何周もする。
★文法をしっかり覚える。特に漢文は文法を覚えておくと解ける問題が多いです。
★知識がある程度ついたら、ひたすら問題演習をする。→問題に慣れる。

-日本史-
 僕が日本史を勉強する上で大切にしてきたことは、学校の授業を家で同じように自分でするということです。当時の時代背景を想像したり、なぜそうなったかをしっかり自分の中に落とし込むことで覚えやすくなり、忘れにくくなります。あと授業で先生が言っていたことをほとんどメモすることで、後でまとめやすくなります。
オススメの勉強法
★とにかく学校のプリントを何周も繰り返す。→要点がまとまっているので覚えやすいです。
★同じ教材を使う。(僕の場合はプリントのどこにどの単語があるかをそのまま覚えるのが好きでした)
★覚えたら一問一答でチェックする。

-その他-
★オープンキャンパスは早い時期から行く。→今まで知らなかったことを知れたり、自分が本当に行きたい大学を見つけられて、勉強のやる気が出る。オススメは親と行くことです。大学に行くには高いお金を出してもらうので、親と一緒に説明会を聞いて親にも納得してもらい、本当に行きたい大学かを確認することが大切です。
★自分の目標を書いて目に見えるところに置いたり、人に言ったりする。(僕は習字で「立命館合格」と書いて、部屋の扉に貼っていました。(笑))
★人のためになることをたくさんする。特に塾の黒板消しはオススメです!→良いことは必ず自分に返ってきます!
★親とたくさん進路のことについて話す。→僕はけっこう親と話しましたし、定期的に家族会議をしていました。(笑)特にオープンキャンパスがいつあるかとか学部の話とかをしました。

~塾の先生~

-塾頭-
 最初はメッチャ怖い人だなぁと思いましたが、授業中の話が面白くて、ためになったり、動物が大好きだったり…と、日を重ねるごとに生徒思いの優しい先生なんだなぁと思いました。
 また、模試のアドバイスの時にどこを改善すればイイかが的確で、勉強を野球に例えて教えて下さったので、とても分かりやすかったです!
 そして指定校が決まった後に、いつも出会った時に声をかけていただき、ありがとうございました。本当に先生の一つ一つの言葉で僕の人生が変わりました。先生に出会えて良かったです。ありがとうございました!

-奥さん-
 いつも奥さんの「こんにちは!」と「いってらっしゃい!」に元気をもらいました。温かく見守っていただき、ありがとうございました。

-林田先生-
 1年生の時、人生で一番英語で悩んだ時に何度も先生に質問にいきました。先生の分かりやすい解説のおかげで分からなかったところが全て克服できました。今の自分があるのは先生のおかげです。
 授業中に面白い話をしてくれたり、1度聞いたら忘れないゴロを教えてくれたりと先生の授業は本当に面白かったです。本当に3年間ありがとうございました!

-花田先生-
 いつも僕が珍解答をしたたときに愛のあるツッコミをありがとうございました。そのせいで何度先生の喉を痛めてしまったことか…(汗)。本当に先生の授業は面白くて分かりやすかったので、いつも授業が楽しみでした。先生の授業がなくて淋しいですが、また塾に行った時に愛のあるツッコミを待ってます。(笑)本当にありがとうございました!

-東先生-
 先生は僕の壊滅的にできない国語を伸ばしてくれた先生です。最初は国語の問題の解き方がサッパリ分からなくて授業中に泣きそうになったり、何度も授業中に珍解答を連発して、いつも「○○君大丈夫?分かってる?」と先生を困らせてしまいましたが、先生が教えてくれた知識や解法のおかげで今まで嫌いだった国語が好きになり、点数も少しずつ取れるようになりました。
 また、僕の意味不明な大学の志望理由書にアドバイスをしていただき、最高の作品に仕上げられたり…と、先生には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました!

-池田先生-
 先生には数学の質問でお世話になりました。先生は同じ文系なのに数学がメッチャできて、わかりやすく教えて下さるので、いつもスゴいなーと、思っていました。また、気さくに話しかけていただき、先生の知識の多さにいつも驚いていました。本当にありがとうございました!

-桐村先生-
 先生には数学でお世話になりました。先生が字が丸くて独特で、一画一画に注目していました。また、先生はよく面白い体験談を話してくれました。特に僕は福知山マラソンでのモナカ事件が大好きです。(笑) 本当にありがとうございました!

-北村先生-
 すれ違った時や自習中に気さくに話しかけて下さり、ありがとうございました。先生と話していると、どんなに落ち込んでいても、いつも元気になりました。本当にありがとうございました!

-田中先生-
 先生にはPlusの時にたくさんの日本史の質問をしましたが、1聞いたら10にも100にも返ってくるので、先生の歴史の知識の多さにビックリしました。本当にありがとうございました!

-栗林先生-
 先生は大学生活をアメリカで過ごされたので、密かにカッコいいなーと思っていました。また、自習中やすれ違った時にいつも気さくに話しかけていただき、本当にありがとうございました!

-耕作先生-
 先生には1年生の時にBridgeの数学でお世話になりました。また、ラウンジにいる時に話しかけていただき、ありがとうございました!ちなみに…ずっと不思議に思っていた、先生だけ耕作先生と名前で呼ばれている理由が、ついこの前分かりました。(笑)

-片山先生-
 先生には1年生の時の数学の授業でお世話になりました。初めて通常授業に入って、わからない問題が大量に出ましたが、質問の時にゆっくり丁寧に教えていただいたおかげで学校のテストのための数学の基礎知識は身についたと思います。本当にありがとうございました。

~最後に~

 最初は不安とどん底の高校生活でしたが、學進会で3年間過ごして、学力だけでなく心も人間性も大きく伸びたと思います。高校3年間を學進会で過ごして、本当に良かったなと今思っています。

 僕と同じように勉強で苦しんでいる人、そして夢に向かって頑張っている人へ、僕の好きな言葉を紹介したいと思います。

「If you can dream it,you can do it! ~夢見ることができれば、それは実現できる~」

 この言葉のように、どれだけ大きな壁にぶつかっても、夢さえ持ち続ければ、きっと夢は叶うと思います。だって夢は見るモノじゃなくて叶えるモノだから…。実際の僕のように大逆転合格をした人がいるのだから、あきらめず夢を持ち続けて下さい!

 3年間という短い時間でしたが、學進会でたくさんのことを学び、充実した日々を送ることができました。

 今まで本当にありがとうございました!