東京大学 理科Ⅰ類 

☆東京大学 理科Ⅰ類
☆慶應義塾大学 理工学部 学門4
★早稲田大学 政治経済学部 経済←けっこう自信あったんだけど…
★気象大学校

 という感じで、2勝2敗です。

 東大の合格発表を見たときは、独りだったけど『ヨッシャー!!』といってガッツポーズをしたのを覚えています。手応えでは微妙だなぁと思っていて、後期(東大)の勉強をしていたので、その分開放感があったのを今でも感じています。

 まず、中1の終わりから約5年間、僕を指導してくれた塾の先生方、本当にありがとうございました。東大に合格できたのは塾のおかげだと思います。先生が授業中、あるいは個別に話してくれたことを胸に秘めて、大学生活を楽しみたいと思います。

 さて…僕がこの學進会に入ったのは先にも言ったように中1からですが、はじめからそんなに勉強ができたわけではありません。(共栄中でははじめは下のクラスだったし、塾に入ったのも学校の勉強についていけるようになりたかったからだったり…)中2でカンニング事件(學進会初?)を起こし、0点になったこともありました(本当にすみませんでした)。
 そんな僕が再起できた…というよりトップレベルになれたのは、學進会の授業スタイルが僕にフィットしていたからのように感じられます。この塾に入って本当に良かったと思います。

以降は教科ごとに書いていきます。

数学(数ⅢC、スタンダード、ハイレベル、マスター)

 コツというより、生き残るためには塾頭の質問に答えられることが大事だと思います。僕の場合、宿題で板書に書かれたことをそのまま実践していました。中2の頃から高3の最後の授業まで、ずっとやっていました。基礎の内からこれをやっておくと、忍耐力がついたり、応用・発展で役に立った気がします。あと、塾頭の「これ何に見える?」という質問にも対応できるようになることが大切です。

 質問は積極的にしていきました。特に高校数学では1問をウヤムヤにした結果、それが後に影響を与えることが多々あります。分からない事はないようにと心懸けていました。

★塾頭★
 解ける数学を教えていただき、ありがとうございました。授業中のトークは格別でした。

★片山先生★
 中学時代に図形を教えていただきました。ありがとうございました。

マスターオブ数学について
 これは何か本質的なものが題材になることが多く、個人的には楽しかったです。特に発想勝負の問題でマスターの知識が使えたときに本当に気持ちよかったです。
 ちなみに…今年の東大では、6問中2問、マスターの知識が使える問題が出ました。

★花田先生★
 一年間、楽しめる数学を教えていただき、ありがとうございました。

理科
 理系の受験は理科で決まるといっても過言ではないほど理科は大事です。
 僕が心懸けていたことは、塾の小テストで良い点数を取れるようにしていました。
 また、勉強方法は数学と同様で、板書のように宿題をしていました。
 数学に比べると、勉強時間が少ないですが、知識が定着するまではじっくり考えることをオススメします。
 また、試験時間が短すぎる(量が多すぎる)のも理科の特徴で、ある程度できるようになってからは、素早く解くように心懸けると良いです。

★桐村先生★
 二年間、本当にお世話になりました。先生の教えてくれたテクニックは試験でかなりお世話になりました。1問1問を丁寧に教えて下さるおかげで、その度に知識の復習にもなりました。

 あと…理科は問題集はどれを買うか困ったので、自分が使ったものを書いておきます。
物理…重要問題(基礎として全部やった)
   名問の森(波だけやった。友達は重宝してた)
   標準問題精講(じっくり考えるようとして重宝。全部やった)
化学…新研究(参考書として必須)
   新演習(半分くらい。多いけど全部できると強くなる)
   化学はまとめノートを作るとイイかも…

英語
 僕は英語は苦手な方なので、苦手なりにやってきたことを書きます。
 長文読解が苦手だったので、文法と単語で不足を補おうとしていました。特に高Ⅰの間は文法と単語が主なので、しっかり復習を習ったその日の内にするようにしていました。

長文読解について
 英文と毎日接するように心がけて下さい。僕の場合、電車通学だったので、行きの電車は単語、帰りの電車は長文を読んでいました。
 あと、森口先生が授業中に話す雑学をしっかり頭に入れておくと、その話題に出会ったときにしっかり読めます。

★森口先生★
 授業中に話す雑学(雑談)は本当に楽しく、またタメになる話ばかりでした。高校部からの4年間、本当にありがとうございました。

★林田先生★
 中学時代にお世話になり、ありがとうございました。先生の文法や単語で礎を築いてもらった気がします。あと、絵が上手く、foreignの覚え方はまだ覚えています(笑)

国語
 苦手中の苦手でした(笑)。特にハイレベル国語では、僕の言う答えはことごとく跳ね返された気がします。
 苦手なりにやってきた方法は、とにかく語彙を増やすことと、話題についていくこと。最も大事なこととして、東先生の話を聞くことです。
 僕の中で最もとらえどころのない教科であるので、ノートを見て『先生はこう考えるのか』と思っていました。「力がついているの?」と不安になることもありましたが、模試では点数が上がっていたので、東先生を信じ切って勉強していました。

★東先生★
 中学時代からお世話になりました。あんなに国語が苦手だった僕が2次で国語を使うとは思っていませんでしたが、しっかりこの壁を乗り越えられるようにしていただき、ありがとうございました。

地理
 受験(センター)直前に最もやった教科です。最後のセンター模試で35点をとったときはさすがに焦りました。センター本番では84点で、僕としてはブレイクスルーでした(笑)。

 勉強方法は、悩んでいるときに閃いたのですが…数学で塾頭がよく言う『単語を完璧にする』を地理に置き換えて、とにかく単語だけ完璧にしました。一問一答を12月に買って、それを12月中に終わらせました。

 反省としては、もう少し余裕を持ってやっておけばよかったです。

★田中先生★
 たまに質問に行きました。どう覚えたらいいのか?みたいな曖昧な質問にもしっかり答えていただき、ありがとうございました。あと、中学時代は野球でお世話になったりもしました。

最後に後輩に…

塾での勉強は楽しく、時には厳しく…頼り切るのも選択肢としてありだと思う。
 僕たち卒業生の後を追ってきてな!!