慶應義塾大学 法学部 

僕は小学校4年生から學進会にお世話になりました。最初はいわゆる塾頭信者で塾頭の言うことは絶対だと思っていました。そんな僕が完全にアンチ學進会になったのは、塾頭の完全に間違った進路指導がきっかけです。塾頭はどんな良い成績の模試を持っていっても慶應へのGoサインは出しませんでした。最後の最後まで『お前は早稲田を受ける資格はあるが、慶応を受けるほどの実力は無い』と言っていました。それだけでなく、僕が慶応の勉強に専念すれば一取らず二取らずで早稲田も落ちる可能性があるとずっと言われ続けました。しかし、模試の成績、自分の過去問の正答率からして、どう考えても両方合格するとしか考えておらず、彼の進路指導に対して『はい。はい。』と繰り返すだけで正直なんの参考にもしていませんでしたし、彼が落ちるといえば受かると言われている気がしました。それほど僕にとって彼の進路指導は説得力ゼロでした。合格した今では彼は『これは作戦だ。お前を油断させないためにキツいことを言っていたんだ。』そう言うかも知れません。しかしよく考えていただきたい。受験直前の一ヶ月前にもなって、油断させないために『お前の実力は慶應に達していない』と連呼するでしょうか?要するに彼は心の底から僕は合格しない可能性が高いと思っていたのです。これは受験のプロどころか受験のド素人の進路指導と言えるでしょう。
 塾頭信者であれば不安を抱えたまま受験を迎えるどころか、出願さえもしていなかったでしょう。こんなバカらしいことはありません。
 しかも彼は、平成23年度4月の『栄光に向かって』という塾のチラシに『私たちの受験期後半の仕事との一つとして、受験生を不安で潰さないようにするため、受験生を元気づけるというものがあります』と自信満々に書いていますが、明白な矛盾です。
 また彼の進路指導のテキトーさを示す良い例があります。僕が早慶オールA判定で偏差値も自己最高の模試を塾頭に見せにいったとき、また案の定…『こんな模試はあてにならない。』そう言われました。面白くなって1日空いてもう一度同じ模試を見せました。すると…『これくらいあれば可能性がある』…「あれ??(笑)」爆笑しそうになりましたが耐えました。要するに彼の進路指導は、その時の気分によって変わるのです。これが受験のプロの進路指導でしょうか?はなはだ疑問です。
 しかも彼は一応塾のトップ。彼の命令は學進会の先生方にとって絶対であり、彼の僕への評価は他の先生(主に森口先生など)の僕への評価と直結しており、たいていの先生方から模試を見せてもキツいことを言われました。もちろん有能で、僕の実力が見えている先生もいましたが、多くの先生方は塾頭の言いなりでした。
 こんな状態に嫌気がさし、僕は早慶を學進会の何百倍も輩出し、何百倍ものデータがある某東京の塾に相談に行き、學進会のテキトーさ、無能さを再確認しました。彼らの進路指導は學進会のそれより遥かに的確で、すべきことを明確に示してくれました。この塾が無ければ塾頭の言う通り早慶合格はキツかったでしょう。
 それ以降は學進会が与える課題はこなすだけで、東京の塾のやり方を実践していました。そして念願の早慶W合格を果たし、僕のやり方は正しかったのだと確認できたのです。
 
 塾生の中に同じような境遇の方がいるかも知れません。(主に私立文系かつ早慶志望かつ社会選択)そのような方は、塾頭のテキトーな進路指導にはダマされず、自分の過去問の正答率などもっと客観的なデータも信頼すると良いでしょう。これが僕の合格の一番のキーポイントです。

 ちなみに…合格校は早慶法学部だけではありませんが、僕の塾への信頼感の無さから報告しませんでした。ご了承下さい。

各先生方へ

東先生
 東先生は僕の幼稚な思考力を早慶レベルまで引き上げて下さいました。本当に感謝しています。小論文でも短かったですが本当にお世話になりました。先生の力は本物です!

田中先生
 田中先生は僕の一番の理解者でした。田中先生はいつも元気をくれました。『お前なら慶應も行ける!』唯一自信を持ってそう言ってくれました。本当にありがとうございました。やはり田中先生は正しかったですね。

栗林先生
 學進会一好きな先生で、話していると楽しかったです。ありがとうございました。

花田先生
 数学は花田先生のおかげで得意になりました。英作文も教えていただきました。ありがとうございました。

片山先生
 かつて塾頭と生徒の目の前で大げんかしたことがありましたね。僕からみると、あれは完全に塾頭が間違っていました。片山先生も大変でしたね(笑)1,2年の時は夜遅くまで数学の質問に答えていただきました。感謝してます。

林田先生
 メッチャ面白い授業でした。ギャグが最高でした。時に話しかけてくれて、とても楽しい先生でした。ありがとうございました。

奥さん・ぱふ♪
 この2人は塾の元気印でいつも癒されました!ありがとうございました。


2年後…故副塾頭のお別れ会にて

以下に掲載しておりました文章は、申し出により削除しました。