静岡大学 工学部

僕が入塾したのは高一の春からでした。
 春休みから高校内容の授業を受けていく内に…中学とは質、量共に全然違うということを実感しました。特に数学の「場合の数」でつまずきました。(o_ _)o
 そしてこれまでと同じようにしていては周りに置いていかれると思い、授業の無い日でも塾の自習室を利用するようになりました。最初は自習室に通うことに満足して、雑に勉強していました。ある日の塾頭の授業でその事を指摘され、それからは塾の授業の復習を徹底し、かつ繰り返し塾の問題集を解くようにしました。体力的には高校3年間で最もキツかったです。
 日々の学習を習慣づけるのにとても苦労しましたが、続けている内に…高1~高2にかけて成績も伸び、模試の学校内順位で一桁台に乗ることもありました。

 高二になり、理科が動き始めます。
 最初の方…物理では理屈や公式の基本的なことが定着しておらず、何度も注意されて桐村先生が怖かったです(^_^;) 物理は、最初なかなか勉強が進まなくても耐え続ければ結果的に自分の武器にすることが出来ました。
 化学は計算のスピードと精度を上げるのに苦労しました。暗記するものとしないものを区別することで効率よく勉強出来ました。

 高三になり、講座数も増え、開始当初はとてもキツかった。
 授業は毎回入試を意識して進んでいきました。終わってみるとあっという間に終わりました。
 10月から12月まで毎週のようにある模擬試験や大学別オープン模試など、心身共に堪えました。

 そして…僕にとって挫折を味わう…もう2度と受けたくないセンター試験がやってきます。
 周りは普段と同じメンツだったので、特別緊張することもなく試験に臨みました。社会は普段通り。次…国語…例の「教えて君、教えてあげる君」の件で頭がこんがらがり、時間配分も疎かに…(東先生ごめんなさい(>_<)) 試験終了後、心臓の鼓動音が半端なく聞こえてきました。英語もいつもよりとれず…1日目終了。
 『やるしか無い』と思い2日目へ。
 数ⅡBで瀕死状態でしたが、理科はなんとか踏ん張れました。

 帰宅してその夜…自室で自己採点。今だから晒しますが、国語は89点、理科社会以外は過去最低点でした。生きている心地がしませんでした。
 親にこのことを相談すると、翌日すぐに塾に報告、相談してくれました。これによって自分も長々と引きずることなく、前を向くことが出来ました。

 センターリサーチの結果、第一志望の千葉大学はE判定、第二志望の静岡大学もボーダーを下回るC判定でした。
 何度も塾頭のところに相談に行きました。塾頭は『今からでも死ぬ気でやったら、千葉大も可能性がある。』と言われ、自分の進路の可能性を最大限に考えて下さいました。
 親とも相談し(これがまた大変でした)結局僕は前期で静岡大学を受験することにしました。

 前期の前にある私大受験は、本番の雰囲気を味わうのにはもってこいです。私大の合格発表は、本命で無いとは言え緊張しました。合格すると、予想以上に嬉しかったです。
 気持ちを前期に向けて持っていくことに少し苦労しましたが、あっという間に時間は過ぎていきました。
 ホテルでは塾の授業ノートを読みました。

 前期試験当日…ボーダー以下であるというプレッシャーの中で案外冷静さを保てた気がします。この心理状態で挑めたのはとても大きいと思います。
 数学は塾頭が授業で言っていた複素数の問題とスタンダード数学の授業で解いた問題と似た問題が出て、なんとかその2題は完答することが出来ました。
 物理は最後に原子物理がでてきて焦りましたが、力学は完解で、電磁気・熱力学でそこそこって感じでした。

 出来た感触が少しあったものの…周りも出来ていそうで…合格発表までは不安でいっぱいでした。中期・後期の勉強も手につかない時もありました。
 とにかく長かったです。合格発表前日は、夜更かししてYouTubeで月亭方正の落語を聴いていました。

 そして発表…番号はすぐに見つかりました。
 オーバーに聞こえるかもしれませんが、死ぬほど嬉しかったし、ホッとしたし、開放感で満ち溢れていました。
 すぐ親に電話し、昼過ぎに塾に報告しに行きました。塾頭と森口先生と奥さんと、固い握手を交わしました。あの瞬間は忘れられません。
 本当に嬉しかったし、「ありがとうございました」しか言っていませんでした。

 無事合格できてよかったー(≧∀≦)

★塾頭へ★
 授業についていくのが精一杯で、飲み込みの悪い自分を引っぱって下さり、またセンター後の相談にのって下さり、ありがとうございました。塾頭とかわした固い握手…とても嬉しかったです。塾頭の授業、とても楽しかったです。

★森口先生へ★
 模試を見せに行くのが一番怖かったです(笑)。教養のない自分にいろいろな事を教えていただきました。英語もそうですが、それ以外で学ぶこともたくさんありました。ありがとうございました。

★桐村先生へ★
 化学の無機のゴロ合わせを言うときに毎回のように爆笑し、怒られそうになったことを思い出します。とても覚えやすかったし、何度も助けられました。と、自分の不注意さを改善すべく、事細かに説明、指導して下さり、ありがとうございました。

★花田先生へ★
 僕の苦手なところを把握されていて、とても大変でしたが、苦手を一つ一つ克服できたのも先生のおかげです。ありがとうございました。

★東先生へ★
 国語ド素人の僕に正しいとき方を教えていただき、ありがとうございました。みんな先生の授業は怖いと言うけれど…僕は楽しくて大好きでした。

★片山先生へ★
 数学Accelではお世話になりました。ありがとうございました。

★林田先生へ★
 先生のおかげで英語がスラスラ読めるようになりました。ありがとうございました。

★栗林先生へ★
 土曜授業が終わった後、晩飯をベンチに座って食べているときの会話は楽しかったです。

★奥さん★
 センター後、凹んでいた自分に何度も声をかけてもらい、とても励みになりました。合格を報告しに行ったとき、自分のことのように一緒に喜んでくれて、とても嬉しかったです。

 最後に…第一志望には行けませんでしたが、二次試験で逆転合格できたのは、學進会のおかげです。元気に3年間、勉強に励んできて良かったです。
 静大生としてEnjoyしてきます!!