防衛大学 理工学専攻

私はこの度、防衛大学校に合格しました。防衛大の入試科目は、数学(Ⅲまで)*英語*化学(or物理)は全て學進会で受講していた科目で、全てしっかり取り切ることができました。
数学は、2時間の試験の最初の20分…何一つペンが動かず、万事休すというところでしたが、授業で習った『とっかかり』の部分が動くと、あとは流れるように進み、結果的に20分を余らせて試験が終わりました。
 理系ですが、国語と社会と生物が得意で、数学と化学が苦手ということもあり、この進路を実現できたのは、學進会の授業をとっていたおかげだと実感しています。

 私は4年間(中3から)學進会でお世話になりましたが、その中で後輩のみなさんに伝えたいことがいくつかあります。

 一つ目は、學進会の授業の本当の価値が分かるのは、数Bに入ったあたりからです。
 中3の人は、2つの通過点から直線の式の求め方を習うことになると思います。『こんな面倒なことをしなくても、学校で習う連立方程式で解けるやんけ』と、思っている人もいると思います。ですが、高校の数学では、中学校で習った解き方ではどうにもならないことが多いです。また、學進会では連立方程式を解く時に『加減法がメインではなく、代入法がメイン』と言われますが、これも同様です。後にこれが2本の直線の交点の問題だということを理解した時、そう言われてきた意味が分かります。
中学生のみなさん。みなさんのゴールは大学受験だと思います。學進会で習うのは、全て大学受験を見越した知識や技術です。早い内から、ここで習うやり方を身につけておかれることをオススメします。

 もう一つみなさんに伝えたいことは、みなさんを最後に救ってくれるのは知識だということです。
私はなまじ地アタマは良いです。それで何度も足許をすくわれてきました。
 私は高1のときから国語で点がとれました。「なんとなく」で解けてしまう場面がとても多かったです。しかし、本番の試験というのは、思った以上に緊張します。アタマが真っ白になった時に頼るモノは知識だけです。古典漢文の知識の重要性に気づいてまともに勉強し始めたのは、高3の秋くらいからでしたが、あのとき『ヤバイ』と思わなかったら…どうなっていただろうと思います(汗)
 センターの国語では、何が書いてあるのか良く分かっていませんでしたが、指示語と接続語で読むことで、結果的に9割を盗ることができました。東先生の授業のおかげです。

 高3になると、學進会の授業の演習で、名だたる難関校の問題を解くことになりますが、ここで習ったことだけで驚くほど解けてしまいます。みなさんの受けている授業は、そういうレベルのモノだということを知っておいて下さい。我流に走らず、ここで習ったことをしっかり積み上げていけば、志望校にきっと届くはずです。

 先生方、4年間本当にありがとうございました。