神戸市外国語大学 外国語学部

私は、神戸市外国語大学ではなく、カリフォルニア州の大学に進学します。私のような進路の人が後にいるかもしれないので、参考にしてもらえれば嬉しいです。

★今後の予定★

 海外進学して、最初の4ヶ月間は語学学校。9月から2年制大学に。その後4年制大学の3年次に編入して、計4年間と半年の間、カリフォルニア州で生活するつもりです。この進路を決めたのは、3年生の4月頃でした。
 アメリカの大学は留学生にとって、入学するのは簡単だから、正直3年生の4月にアメリカの大学へ進学すると決めたときから、第1志望の大学への合格はほぼ確定していました。


★受験の道を選んだ理由★

 海外に進学すると決めたにも関わらず、国立大学の前期まで受験勉強をやり続けた理由は2つあります。
 1つは、4月に海外進学と決めた時点で受験勉強をしなくてよくなり、それから卒業までの1年間、全く勉強しない生活を送りそうで…嫌だったので、あえて自分が勉強するような目標を立てました。
 2つめの理由は、『私は受験勉強をここまでやりきった!!』という事実が欲しかったからです。それが得られれば、アメリカの大学に進学しても、そこでやっていける自分の自信に繋がると思いました。


★気持ちの面★

 しかし、落ちても本命の大学は決まっているから、大丈夫という安心感があったためか、正直気持ちに余裕がありました。
 センター試験や前期受験の前日もあまり緊張しませんでした。でもそれが逆に、プレッシャーをかけずに落ち着いて解くことにつながり、よかったと思います。(しかし、センター英語の時は「英語は得点源だから、絶対に点をとらなきゃダメだ」と思い、変に焦って、思ったより点が取れなくて…悔しい思いをしました。)

 友達に『なんで受験勉強しとん?』と聞かれたこともありましたが、私は受験勉強をして、本当によかったと思います。
 勉強のやる気が起こらないときも正直ありました。しかし、塾頭に『本当は受験せんでいい進路やけど、その弱気な気持ちをコントロールして受験勉強することに、お前の受験の意義があるって思ったらいい。モチベーションはそこに置いたら良いと思う。がんばれ。』と言われ、その言葉をバネに最後までやりきることができました。その時の塾頭の言葉は今でも書き留めています(笑)


★周りのサポート★
 
 栗林先生は、実際に留学されておられたので、何度も相談や質問にいきました。私が一番印象に残っている栗林先生からのアドバイスは『英語力を伸ばしたいなら、英語を話す外国人と付き合うのが一番良い』です。ちょっと複雑な気持ちでした(笑)
 塾頭はもちろん、担任の先生や両親も反対することなく、後押ししてくれたので、よい環境であったことに感謝しています。


★受験する後輩に伝えたいこと★

 受験はどんなに辛くても、最後までやりきることで、失敗しても成功しても、努力したことは必ず自分の励みになるということです。
 『受験勉強は人生の中で数回しかないことだから、楽しむ』と、友達に言われましたが、この言葉を後輩のみんなに送ります。


P.S.前期試験の前日、23:00の最後まで自習をして「さようなら~」と言って自習空間を出るとき、花田先生が大きく両手を振って「いってらっしゃ~い」と言ってくれたことが、メッチャ嬉しかったです(笑)

 ガクシンカイに入って、本当に良かったです。心の底から思います。ありがとうございました!!