私は中学から6年間、學進会にお世話になりました。中学のときは、宿題をしっかりやっておけば、ある程度理解できたし、学校の授業は余裕を持つことができていました。
高校に入ると、急に難しくなり、宿題をするだけでは着いていけなかったし、学校は学校で、中学の頃と比べるとすごくいい加減な授業で驚きました。
それでも最初の頃はやる気に満ち溢れていたので、何とか必死になって食らいついていきました。しかし、学校の友達が放課後部活をしたり、遊んだりしている中、私は塾へ…という日々が続くと、「塾がないだけでずいぶん楽な生活が送れるのに…。」と思っていました。
高2、高3になるにつれ、とる講座も増えると、毎日塾の宿題に追われ、投げ出したい気持ちになることも多くありました。
私は中学のときから国語が苦手でした。もともと本が好きでなかった私には、語彙力がなく、読むスピードが遅い上に理解力もありませんでした。
国語の模試でも最初の頃は全然時間が足りなく、読まないまま答えを選んでいたときもありました。センター試験までには時間内に解けるようになりましたが、最終的には足を引っぱる結果となりました。
しかし、最後まで諦めずにやり続けることができたのは、先生方や親、友達の支えがあったからだと思います。
国公立大学を目指す人は、苦手科目を早い段階で克服しておくことを勧めます。
岐阜大学に受かったときは、今までの辛い思いが全て吹き飛び、喜びでいっぱいでした。その日は一日中にやけていました。(笑)
立命館大学の薬学部に受かったときも、初めて3年間の頑張りが報われたと思い、今までに味わったことのない嬉しさを感じました。(この入試では、座席番号を書き忘れたまま解答用紙を回収され、親切な試験官の人がわざわざ持ってきてくれて記入するというハプニングがありました。入試では本当に何があるか分かりません。)
私はずっと国公立大薬学部を目指してきたのですが、届きませんでした。でも、自分の精一杯の頑張りに満足しています。
私の力をできる限り上げて下さった學進会の先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。また、高1、高2の頃、この合格体験記を書くことが夢でもあったので、今こうして書けることがとても嬉しいです。
今苦しんでいる人も努力を続けて、その努力に値する喜びを勝ち取って下さい。最後になりましたが、最後まで真剣な御指導をしていただき、本当にありがとうございました。