京都大学 理学部

小学5年の時、自分の学力がどんなものか、腕試しがしたいと思っていた頃に、この塾に入ることになりました。
 学校の成績はとても良かったこともあって、小学6年生の時は、共栄中受験を難なくパス。その後、公立中学に進学してもスランプに陥ることはありませんでした。(3年間数学の定期テストは全て100点の記録樹立)
 そんな僕が京都大学に入りたいと決心したのは、中学3年の時でした。高校入試は軽く突破(京都府1位だったらしい)しましたが、高校の勉強は、質・量ともに中学を遙かに上回り、さすがの僕でも苦戦しました。
 そんな時、塾での経験が活かされてきました。塾で得た知識や勉強法が僕の受験勉強を支え、そして、大きな目標達成につながったのです。

 京都大学に限らず、どんな大学の入試問題でも、難問だけでは構成されていませんし、そんな問題を解ける受験生などわずかです。むしろ、基本を十分に使えることの方が重要です。そのことは、この塾の授業を受けて、強く実感しました。基礎事項の確認に重点を置く學進会のスタイルは、非常に的を射ているものであると、改めて思います。

 また、自分の好きな教科、得意な教科を得点源にすることは大切ですが、その科目だけに集中して、他の科目を疎かにするのはいけません。というのも、僕は今回の受験で、得意なはずの数学を失敗しているのです。とれるはずの問題を落とすことの脅威は、これからも忘れないでしょう。
 それでも僕が合格したのは、苦手としていた国語をはじめ、英語・化学・物理といった、得点源以外の科目で点数を稼いだからだと思います。どんな人でも失敗はあるので、主力科目で落とした点を取り返すだけのフォロー科目を持つことは非常に大切です。

 最後になりましたが、僕の中学、高校、そして各入試での成功は、この塾で得た知識、勉強法、そしていろいろなワザの賜物です。
 この8年間の良き経験は、これからの生活の大きな支えになることでしょう。8年間、塾頭をはじめ、學進会の先生方、大変お世話になりました。

 いつか恩返しができるときが来ることを信じています。