神戸大学 文学部

6年間通い、今合格体験記が書けていることを大変嬉しく思います。本当に塾にはお世話になりっぱなしでした。

 入塾当初、ヒジをついて授業を受けたことを叱られたところから始まって…『勉強』といえば学校ではなく塾を思い出すほど、塾で学び授業を受けてきました。この場所がなかったら、私は17時00分~23時00分までぶっ続けで勉強することもできなかっただろうし、勉強自体をもっと嫌いになっていただろうと確信しています。

 學進会は私に努力する場所を提供してくれる塾でした。

 先生方の反応に安心の度合いが多く含まれていたので、自分が思っていたよりも二割増しくらいギリギリな受験であったのではないかと考えています。
 センターの時点でボーダー+6点…二次判定が万年Cだった私はとにかく、塾頭の大丈夫を信じて受験に挑みました。

 私立受験が終わった後くらいからは、ひたすら赤本を解いていました。私は英国数の3科目受験だったのですが、10年分以上の国語の問題の添削に快くつきあってくださった東先生には感謝してもしきれません。現代文が0点で返ってきたときは、本当にどうしようかと考えたものでした。あの時間がちゃんと実を結んで良かったです。

 英語に関しても花田先生に1日1回のペースで英作文を見てもらったことが、英語の苦手な私の大きなモチベーションアップに繋がっていました。私の拙い英作文がどんな風になって返ってくるのかと内心少しワクワクしていました。(たいてい8割ほど直しがはいって、凄いのが返ってきました)

 数学は先生に尋ねることこそなかったものの、受験前日、不安に打ち勝つために塾の数学ノートをほとんど持参し、公式をとにかく書き並べて過ごしました。実際その時に復習したこと(私の場合は定数分離→線形計画法に持ち込む手法でした)が本番に活かせたので、公式の確認は良い時間の過ごし方だったと思っています。

 私が本当にありがたかったことは、塾の先生方全員が塾生を心底思いやってくれていることでした。

 受けた私立が全滅し、結果を報告できないままでいたときも誰一人尋ねてくることなく…黙って国公立の受験を応援してくださっていたこと。
 添削が恐ろしい結果で返ってきても…やる気を無くさないように励ましてくださったこと。
 ピカチュウと共に勉強をはじめても…あたたかく見守ってくださったこと。
 受験期だけに絞ってもこんなにあります。先生方のたくさんの気づかいに囲まれ、私は終始楽しく勉強することができました。

 一緒による遅くまで勉強した友達と教室館の方で勉強し、いろんな先生方に声をかけて励ましてもらったことは、きっと忘れないだろうし、半ば先生との交流目当てでピカチュウを動員したり、教室館に行っていたと正直に言っておきます。

 精神的に辛くなるあの時期でさえ楽しく塾に通えたのは、そんな先生方のおかげでした。

 6年間、色んなことがありました。片山先生の『嫌いなことからやるんやで』の言葉であったり、林田先生に自分が思っていた以上の心配をかけていたり、花田先生と栗林先生にpeopleのbe動詞をひたすら注意されたり、桐村先生に『顔洗ってこい』と怒られたり、森口先生に単語ミスを指摘されたり…受験翌日に速攻、塾頭夫妻に慰めてもらっていたり、田中先生の観阿弥・世阿弥と足利義満を巡る話が今なお健在であることを兄弟と話し合ったり…そう言えば、千原ジュニアとも会いました。

 本当に色んなことがありすぎて、何だかあっという間の6年間でした。ここまで書いたこと以外の思い出もたくさんできました。

 塾頭を含む全ての先生方、奥さんと共に中学高校とこの塾で学びきり、合格を報告できたことを本当に嬉しく思います。

合格の瞬間が何より嬉しいとの卒業生の方々の言葉は本当でした。

 學進会で学んで良かったです。言葉足らずな文ですみません。

 ありがとうございました。これからもまた、しっかりと学んでいきます。