京都府立大学 文学部 

 學進会では、小6の途中から7年近くお世話になりました。
 今振り返ってみると、あっという間だった気もしますが、大学受験は私にとって本当に大変なものでした。

 センターは少し失敗で、センター後のリサーチでは総合判定でEが出たところまでありました。志望校の受験に必要な3教科のうちの一つ、世界史で平均点を下回っていたのです。
 学校では別の大学を薦められたりもしたけれど、私は最終的に塾でアドバイスをしていただいた通り、第一志望の大学に出願を決めました。ちなみに、私大の出願に際しても、塾頭に相談にのっていただき、学校では受けても無駄だと言われた大学も受験することにしました。結果は、センター利用を含めた8つの試験のうち、6つで合格でした。
 学校の進路指導だけで出願校を決めてしまわず、塾でアドバイスがいただけて、本当に良かったです。

 2次試験までは、ほとんどを苦手な世界史の勉強に充てました。試験科目は、英語・国語・地歴の3科目あったけれど、英・国については過去問を3年分ぐらいずつ解き、試験前日に塾のノートなどを少し見直したくらいです。この時期は本当に世界史ばかり勉強していました。
 結局試験本番では、問題の世界史の出来は決して良くなかったはずですが、3年間頑張ってきた英語でカバーは出来たのだと思っています。国語については、特に記憶がないので、まあまあ出来たのではないかと思います。
 センターに比べて2次の比率が高い大学であったこともあり、2次で点数を稼ぐことが出来て、なんとか合格することが出来ました。

 受験全体を振り返って、私はとにかく苦手教科を後回しにせず、せめて模試が5教科になる2年生の秋頃には、スタートを切っておくべきだったと思っています。
 3年生の夏まで、受験までには何とかなるような気がしていて手がつけられず、結局最後の最後まで他の教科の足を引っぱることになりました。
 3年生になると、学校では毎週のように模試があり、自分お勉強がなかなか思うように進まないことが多いです。受験をこれから控えている人達には、理科・社会を少しでも早くから初めておくことをお勧めしたいです。

 もう一つ後悔しているのは、自分に必要な教科を決めて、本格的に勉強に取りかかるのが少し遅かったことです。
 私の場合は、センター・2次共に、最終的に使ったのは英国社の3教科だけでした。それにも関わらず、数学は3年生の途中までセンターレベルの勉強を続けていましたし、理科や公民も3年生の夏休みまでは模試を受けていました。
 結果的に3教科で受験を終えた今だからこそ言えるのかも知れませんが、私はもう少し早い時期に受験で使う教科を決めていれば、実際より余裕を持って合格できていたかも知れないと感じています。

 最後になりましたが、學進会の先生方には本当にお世話になりました。高校に入ると課題の負担も増え、落ち込みがちな私でしたが、塾に行くと明るい気持ちで勉強に取り組むことが出来ました。
 学校の授業だけでは嫌いになっていたかも知れない英語を、一番自信の持てる教科に出来たのは、塾の授業のおかげです。
 国語も3年間は、ほぼ塾の勉強だけで受験に持っていくことが出来ました。

 學進会なくして、私の第一志望校合格はあり得ませんでした。
 7年間、本当にありがとうございました。