京都大学 法学部

僕が学進会に入ったのは、高校1年の時です。それまでは、親に選抜試験を受けるということを言われるまで、學進会という塾があることさえ知りませんでした。(今では、學進会以上の塾は日本には存在しないと思っていますが…)

 学進会に入って一番衝撃的だったのは、その授業の雰囲気です。
 真剣に先生の話しを聞き、真剣にノートをとる。当時の僕にとっては驚き以外の何ものでもありませんでした。
 時には辛いと思うこともありましたが、その授業を三年間受けて感じたのは、僕たち生徒の進路実現を目指す先生方の熱意です。これを學進会以外の塾で感じることは滅多にないと思います。

 今思い返してみると、僕の受験はまさに波瀾万丈でした。センター試験はその冬一番の雪が降って、試験会場の成美大学に行くのも一苦労、二次試験は僕が受験した京都大学文系の問題がネットの掲示板に投稿されるという前代未聞のカンニング事件が起こる…
 しかし、だからこそ京大構内の掲示板に掲載された自分の受験番号を見たとき、まるで心の底からわき上がるような喜びを感じたのかも知れません。

 「合格発表の時に感じる喜びは、君たちのこれまでの人生で感じたどの喜びよりも大きなものになる。」という塾頭の言葉は本当だった。と、感じた瞬間でした。

 唯一の心残りと言えば、合格発表の場に報道陣ばかりでアメフト部がおらず、胴上げをしてもらうという塾頭との約束が果たせなかったことです。

 僕が京大に合格できたのは學進会のおかげです。
 學進会での三年間は、僕の人生の中で決して忘れることができないものになりました。その三年間を作り出していただいた先生方には感謝してもしきれません。
 本当にありがとうございました。