岐阜薬科大学 薬学部

推薦の合格発表の日、ホームページに自分の番号を見つけたときは、信じられない気持ちでいっぱいでした。同時に本当に嬉しかったです。これも學進会のおかげだと心から思っています。7年間は長いようでとても短かったです。私にとって、學進会は勉強においてどこよりも重要な位置を占めていました。


★授業について★

 私が學進会に入塾したのは、小学6年生の時です。まず先生方の黒板の字や図がとても綺麗なことに感激しました。そしてとにかく塾頭が怖かったです。塾頭の機嫌が良いことを祈りつつ…授業を受けていました(笑)
 學進会の授業は高度で、辛いときもありましたが、とても楽しいものでもありました。先生方は授業の合間に自分の体験談や日常の事件などを面白おかしく話してくれました。緊張感のある授業の中、ホッとするひとときでした。
 先生からの質問に答えられず、他の人に答えられた時は、すごく悔しかったです。『次は絶対に答えてやる!!』と密かに燃えていました。色々と呑気な私にも闘争心はありました(笑)。そのおかげか、授業で答えられなかった知識は覚えやすかったです。

 學進会の絶妙な授業のバランスが、私に合っていたと思います。


★後悔していること★

 中学3年までは順調に進んでいた勉強も高校生になると気が緩んでしまい、中途半端に勉強をする日々が続きました。案の定…高校で化学・物理・数Ⅲが入ると、一気に成績が下がり、目標にしていた医学部の志望を下げざるを得なくなりました。塾頭に『高校になると成績は下がるぞ』と、釘を刺されていたことを思い出しました。
 しかし高校1年と2年に怠けた勉強は後悔しても取り返しがつかないので、志望を薬学部にして残りの時間を頑張ることにしました。大好きなゲームを一切断って、塾に夜11時まで残り勉強しました。
 私は根っからの文系脳なため、理数系がずいぶん足を引っ張りました。地理も点数がとれず悩んでいましたが、塾頭のあっさりとした『倫政に変えたら?』のひと言により、高校3年の夏であるにも関わらず、倫政に思い切って変えました。この選択は結果的に正解で、このままセンターに向けて頑張りました。
 もう一つ後悔しているのが、先生に質問しなかったこと。引っ込み思案な性格が邪魔をして質問ができなかったことが、成績を上げるチャンスを逃した大きな要因だと今、後悔しています。


★センター試験★

 私は二次力がないため塾頭の助言どおり、12月はセンターで点をとることだけに集中しました。推薦で志望校に受かるためです。内申は良かったので、推薦に賭けることにしました。それでも最後のマーク模試では80%にもとどいておらず、推薦も前期も…どちらも厳しい状況でした。
 センター試験は本当に怖かったです。もう二度とあの思いは味わいたくありません…。
 ところが、本番では今までで最高の合計点数をとることができ、志望校の公募推薦に合格できました。一切信じていなかった直前の神頼みが届いたのでしょうか(笑)。


★志望校合格のお礼★

 推薦の志望理由書は東先生にお世話になりました。文章力の無い私の志望理由書は提出できるものではなく、東先生に2度も全面的に添削していただきました。今回の合格は、この志望理由書も大きな力になってくれたと思います。ありがとうございました!
 また、センターの3週間前でも物理や化学が60点しかとれず苦しんでいるとき、桐村先生の『理科は残り3週間でも頑張れば伸びる』という言葉と、塾頭が本館での勉強中に色々話しかけてくださったこと、様々な先生方の気遣いが励みとなり、センター前日まで心折れることなく頑張ることができました。


★最後に★

 私がこれから受験を迎える人に助言できるのは、次の2点です。分からないことはどんどん先生に質問すること。そして、高校の3年間は推薦も視野に入れて学校の試験も高得点を維持する、宿題は必ず提出するなど内申を上げておく(内申は高校の3年間のすべてが入る)とともに、勉強をコツコツ継続させること。
 辛いとは思いますが、志望校を目指して、頑張ってください!


 7年もの長い間、私の勉強という大切な部分に関わっていてくれた學進会には心より感謝しています。
 これからも先生方の教えを心に刻み、大学でも頑張ります。そして、薬剤師の国家試験に合格したとき、またお礼に伺いたいと思います。

 今まで本当にありがとうございました!