長崎大学 医学部(保健)

私の受験形態は、公募推薦メインで万が一の場合に備えて国公立前期だけ出願という…なかなか無謀な形でした。公募推薦には落ちてしまいましたが、自分の行きたかった分野で合格したので、とりあえず一安心です。

 私は、共栄中を受験するために入塾して、大学受験までの7年間學進会にお世話になりました。私が無事に大学に合格することができたのは、學進会の先生方のおかげというのはもちろんですが、自習スペースの存在が大きかったです。私には家で勉強するという習慣が全く無く、センター前でもほとんど家で勉強した記憶は無いです。逆に、自習スペースを使っていたことによって、自分のリズムを崩すことなく、受験をすることができたのかも知れません(笑)
 共栄中に入ってから、ほぼ毎日塾の自習スペースを利用していました。当時はまだ本館が無く、教室館の2階と今の第7教室ができる前に、そこの左端に数カ所の自習机があったくらいでした。周りには自分と同い年くらいの人は全くいなくて、受験生ばかりでした。完全にアウェーだったのですが、休憩に外に出たときに話しかけてくれる人がいたり、みんなでお菓子を回したりして…スゴく良い雰囲気で自習することができました。そこで仲良くなった先輩には、帰省されたときにアドバイスをいただいたりしていました。中学の頃は、時々面倒で行かない日もありましたが、高2の頃には学校が終われば自然に塾へ行くという習慣がついていました。

 高1までは、自分の好きなところばかり学習していました。その結果、模試では散々な結果をとってしまい、自分の学習態度を見直しました。もう1つ、自分の学習態度を見直すきっかけになったモノがあります。それは、私は中高一貫生で、中3の時から1つ上の学年と一緒に授業を受けてきて(飛び級)自分が高2になるときにその人達は高3になるんだ…と、考えたとき『もし、自分が同じ学年だったら、この学力で大丈夫だったのだろうか?』と考え、自分の力不足に気づかされたことです。
 もうあと1年あったから良かったものの、そう考えると勉強しなければいけないという気持ちが強くなりました。私は『もっと勉強しておけば良かった』と思う事は無いだろうとずっと思っていたけど、後悔しかしませんでした。

 そんな学習をしてきて、特にアドバイスできるような立場ではないですけど、感じたことは、英単語や熟語、古典単語や文法などは、できるだけ早く覚えてしまった方が良いということです。
 高3になってからは、演習問題に時間を費やし、分からなかったところを最初から復習する時間は無いからです。そして私は、倫理政経だったこともあり、暗記はそれで精一杯でした。そのせいで結局…受験科目を絞るハメになり、とても後悔していました。

 それでも先生方の指導のおかげで、確実に自分の学力は伸びていたし、そのおかげで国立大学にも合格することができました!自分の受験には後悔することが沢山ありますが、そんなこと考えても仕方ないので、これからの人生で同じ失敗をしないようにしていきたいと思います。

 今まで本当にありがとうございました!!

 遅くなってしまい大変申し訳ありませんでした。3月末は何かと忙しく、書く時間がありませんでした。誰とはいいませんが…去年も出すのが遅かった先輩もいるし、大丈夫だろうという考えと『みんなで出せば怖くない』というバカみたいな考えがこのような結果を招いてしまったことを反省しています。