奈良女子大学 理学部

私は後期試験で奈良女子大学の理学部数物科学科に合格しました。前期では旧帝大を受験しましたが不合格でした。こんな私の書いたものですが、誰かの参考になれば幸いです。以下のように書きました。
1.塾生時代
2.共通テストから後期合格まで
3.落ちたときに後悔したこと
4.大学生活
5.最後に

1.塾生時代
 私は中1で學進会に入りました。もともと勉強は嫌いではなかったのですが、塾に入ってからは自分からすすんで勉強するようになりました。中2からは5教科の授業を受けさせてもらいました。理科や社会の授業でも+αのことを教えてもらい、より知識が定着するようになっていたと思います。中3ではFlapコースの上の方にいることができ、高校受験では第1志望の公立高校に合格することができました。
 高校は英数ともFlapコースで始まりました。学校の宿題もかなりあり、学校と塾の課題をするので手一杯でした。塾の勉強をメインにしながらも学校の課題は必ず期限までにやり、定期テストも真剣に取り組むようにしていました。量は多かったですが、塾の授業でやったことを実践するように意識してやり、学校の課題をする時間を無駄にしないようにしました。高2の理科や社会の模試が始まる頃に、毎日夜10時まで塾で勉強するようになりました。家でも勉強できる方でしたが、塾では寝ても15分くらいで起きることができ、周りにいる同級生や下級生からも刺激を受けより集中して勉強できました。高3では受験に対する不安から塾の授業を週に10コマくらい取っていました。これだけの授業を取らせてくれた親には感謝しています。学校から塾に直行して10時まで授業を受けたり自習をしたりという生活でした。大変でしたが、學進会には同じように頑張る仲間がいて自分も頑張ることができました。

2.共通テストから受験終了まで
 共通テストの勉強を本格的に始めたのは12月くらいだったかと思います。家が公立大の近くなので冬休みの日曜日は散歩しに行っていました。結果は目標点数には届かず、第1志望の判定は良くてC判定でした。第2志望はA判定でしたが、挑戦せずに諦めるのは嫌だったので第1志望校の受験を決めました。幸い、塾頭も学校の先生も認めてくれました。前期試験前日は一人でホテルに泊まりました。夜、全然寝られず焦っていたのを覚えています。本番は自分に緊張感がなさ過ぎて驚きました。その時点で自分に自信を持てていなかったと思います。試験後、全くできなかったので不合格を確信していました。だから、すぐに切り替えて、卒業してからも学校に行って過去問を借り教室で勉強していました。奈良女の数物科学科の後期試験は数学か物理のどちらか1教科だけで、共通テストの判定も良かったこともあり、少し気楽に勉強していました。前期の合格発表は一人で見て、予想通りだったので落ち込みすぎず、後期試験に気持ちを向けました。この期間は、塾には行きづらかったので学校に行っていましたが、それがよかったと思っています。同じような人がいて一緒に勉強したり話したりできました。後期試験の本番は前期より緊張しましたが落ち着いて受けることができ勉強の成果を発揮できました。後期もダメだったら浪人でしたが、自分の能力的におそらく浪人しても成功できなかったと思っています。

3.落ちたときに後悔したこと
 後悔したことは大きく3つあります。1つ目は数学から逃げたことです。高3になってから受験数学を扱うようになって解ける問題が明らかに減り、単純にやりたくなくなって勉強時間が短くなりました。結局、旧帝大のレベルには達していなかったと思います。粘り強くやるべきでした。2つ目は英語に関することです。合格体験記でよく書かれていることですが英単語は、早くからしっかり覚えておいた方がいいです。私はもともと英語が嫌いで英単語も単語テストのためにやっているような感じでした。高2の2学期に入ったところで塾の授業で抜き打ちテストがあって全然できなかったのでヤバいと思って真剣にやりました。その後あった同じテストではかなりできて嬉しかったのを覚えています。単語をしっかり覚えてからは長文が前よりスラスラ読めるようになりました。嫌いなことから逃げずにコツコツ頑張ることは難しいですが、それができる人が合格できると思います。3つ目は積極的に勉強できなかったことです。私は先生方に質問したり、授業中に発言したりするのが苦手でした。単純に何も思い浮かばなかったことも多かったですが、思いついた時にためらってしまったことも多くあり、授業終わりに後悔していました。やった後悔よりやらない後悔の方がとても大きいことを実感しました。
 「明るく元気に逞しく」が一番大事です!

4.大学生活
 大学入学してから8か月以上たっているので、大学生活のことについても少し書こうと思います。私の今の授業は半分くらいがオンライン・オンデマンドで、あとの半分は対面とオンラインのハイブリッドになっています。課題はもちろんありますが、高校のころのように勉強することはなくなりました。ですが、他大学への院進学も考えていてある程度真面目に勉強するようにしています。また、サークル活動や飲食店のバイトもしています。一人暮らし生活は家事が少し大変ですが、自由で楽しいです。一人暮らしを始めて家族のありがたみをとても感じています。自由が多い分、充実した日々になるように意識して生活しています。

5.最後に
 學進会の先生方、6年間ありがとうございました。學進会に入塾したことで、頑張ることができ、成績を上げることができました。塾の授業は大変なこともありましたが、とても楽しかったです。學進会に行ってなければ今の自分はないと思います。本当に感謝しかありません。
第1志望校には合格することはできませんでしたが、挑戦したことに後悔はありません。しかし、今でもたまにもっと勉強していれば…とか合格していたら…と考えることはあります。志望校に合格できることが一番ですが、もし合格できなくても後悔しないくらい頑張ってください。応援しています。
かなり長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。