東北大学 薬学部

私がこの塾にお世話になったのは、小5の終わりからでした。中学受験のためのバタビアコースにいたこともあってか、小6の頃から怒られながらの勉強でした。しかも半泣き状態だったらしい…(自分では良く覚えていないが…)それから6年間、本当によく怒られました。授業が終わってからも怯えていましたよ(笑)
 しかし、そうやって怒られるとさらに気合いが入り、「頑張ろう」と、思えたので、怒られたことは良かったかな?と思っています。また、7年間もいると、「そろそろ怒られるかな?」というのが分かるようになるものです。そんな自分が少し怖い気もしました。

 高校の学習で、私の一番ネックとなった教科は物理でした。高3の模試ではマークで60点前後(時には40点…汗)記述に至っては20点台…泣、偏差値40台といった感じでした。
 そんな状態にも関わらず、なかなか自分から進んでは勉強しませんでした。避けて、避けて…。授業の予習の時に参考書を見ながらやって、授業を聞いて知識を入れ、復習といった繰り返しでした。Plus教室を活用して、基礎の反復練習をしていただけで、問題集はほとんどしていませんでした。
 11月、12月の模試になってもなかなか点数が上がらなかったこともあり、先生の助言で12月からはセンター重視に切り替え、センターが終わってからの1ヶ月で2次の追い込みをする計画にしました。
 おかげでセンターでは72点を何とか確保することができましたが、2次の方は大問3つの内、完答0問…しかも2問はほとんど手つかず…最後の最後まで、物理は足を引っぱりました。

 他の教科は?
 数学は、ハイレベル、スタンダードともに「全問解かなきゃ!」と思っていたので、意地でもやってました。1問で半日悩んだり、日を置いて考え、結局2~3日かかったり…。
 先生の解法と違い、私の解法は計算量が多かったですね~。ノート2~3ページにわたったり、場合分けも13個もあったりしました。塾頭から、「ようやるな~」と言われましたが、あまり苦ではありませんでした。「解法を考えるくらいなら、計算でやってやれ。」といった勢いだったので…汗
 方法はどうであれ、Cランクの問題が解けたときは嬉しかったです。そんな解法ばかりでゴリ押ししている私に塾頭が「ダンプ」とあだ名を付け、それが塾以外でも呼ばれるようになってしまいました。(笑)

 文系科目については、とにかく日本語力と常識のなさが問題で苦労しました。自分で雑学の本を読もうかとも思いましたが、続かず、結局授業の中で吸収していく感じでした。
 そこで始めて知ったことは、多々ありました。授業の中で雑学を話して下さったことには、本当に感謝しています。

 化学はわりと好きだったので、授業の予習と復習と問題集もして…といった感じで、自分の中では問題ない教科でした。

 Plus教室は2次試験が始まるギリギリまで利用させてもらいました。センターが終わってから、あまり日数が無いということもあって、家にプリントを持ち帰ったり、同じプリントをもう一枚ずつもらったりと、ワガママを言った気もしますが、強制的にしてもらわないと自分ではやらない教科について、本当に助かりました。

 センターが少し失敗で、8割弱という得点で薬学部を受けるのは少し厳しかったです。リサーチでも、ほとんどの大学の薬学部がD判定でした。学部を変えれば、BやCの判定になるのですが、「自分はやっぱり薬学部へ行きたいんだ!」と思い、2次で逆転できる可能性がある東北大学を受けることに決めました。
 センターのボーダーラインから20点も低い状態からの受験でした。
 試験当日もハプニングがありました。バスを乗り間違え、反対の方向へ…、途中で気が付きタクシーで試験会場に到着したときは、試験開始15分前でした。その15分で何とか気持ちを落ち着けて受験に臨みました。

 この7年間、學進会に通えて本当に良かったです。怒られて怖い思いもしましたが、こうやって結果が出たので、怒られたことにも感謝です。やっぱり怒られるということも大切ですね。(笑)
 先生は、この7年で少し穏やかになった気がするので、昔みたいにまたビシバシやってみるのはどうでしょうか?

 とにかく本当に長い間お世話になり、大切な時間を過ごさせてもらって、ありがとうございました。