とうとう私もこれを書くことになるなんて…なんだか変な気分です。
普段からこんな風に書いたりしないので、読みにくかったらすみません。井上陽水さんの少年時代でも聞きながら、ゆったり最後まで読んでいただけると嬉しいです。
まず、私が學進会に通い始めたのは中学に入学するときです。小学時代は今では考えられないほどのクソガキで（汗）校長室に悪事を働いたときの反省文の書き直しに呼び出されたり、警察沙汰になったりするようなことまでも…何度も親には迷惑をかけました。その節はスミマセンでした<(_ _)>
小学校の授業も算数以外は話も聞かずに、当時の友達とおしゃべりしまくってました。そのせいで、普通に話を聞いていれば100点なんて楽勝じゃん！みたいなテストでもヤバーイ点数をとって母に怒られていました。
そんな私も中学に進級する歳になり…私は生意気すぎることに、中学になれば兄と同じ塾に行くものだと思っていたので、親に行きたいの？と聞かれたときに、「特に行きたいわけではないけれど、行くものとして行きたい」と答えたのは、なんとなく覚えています。贅沢すぎる発言ですが…。
そんなこんなで入った塾。初めての授業は塾頭だと兄に聞いていた私。兄、姉が自分より先にこの塾に通っているという人なら分かると思いますが、私は兄から聞いた話から勝手に先生のイメージを作っていて、机蹴られ…とか何事！！って感じで超ビビリながら初めての授業に行った私。
しかし！！私は、初授業を終えて迎えに来てくれた母に「塾頭じゃなかった！」と言ったのです。理由は、想像していたイメージと実際の顔が違いすぎて勘違いをしたからで（笑）兄から「お前の担当塾頭やで」と、一蹴されてからの授業は緊張しまくってましたが、今ではいい思い出です。
中学は部活に勉強と、まぁまぁ良いバランスだったのか、目立った不調もなく頑張りきれ、なんとかバタビアに通えることになりました。
高校は入学から不安だらけでしたね。理由はたくさんあって、私は新生活とか環境が変わると、途端に警戒心ＭＡＸになって、なかなか生活に慣れなかったり、友達ができるのが一足遅かったりなど、まーーー、たくさん悩みました。
友達のこと、勉強のこと、自分のこと、その他もろもろ。他人からすると、そんなことかよ！と思うような些細なことで悩んでしまうし、それをやっと親しくなりかけた友達に言うのも「そんなことくらい…」って思われても嫌だし、親に心配かけたくないし、学校の先生に話すのも言いにくい。そして、不安だけが蓄積…。
もし私のように負のスパイラルに陥っている、または陥りそうな人がいるのであれば、声を大にして言いたい！！負の感情ほどため込んで良いことはありません！！なので、私があの時こうしたらヨカッタなと思ったことを３つほど挙げておきます。（てめえなんざのアドバイス聞くかよって人は、どうぞとばしてね☆彡）
①勇気を出して、自分がよく知っている相談しやすい大人に悩みを聞いてもらう。
人に自分の思っていることをさらけ出すことに抵抗がある人は、これさえもなかなか勇気が出ずにためらってしまうんじゃないかと思います。なので、まずは自分が『この人の空気感は優しくて落ち着くな』と思う大人に出会い、話してみましょう。もし、いないよと思うならば、それはこの塾にたくさんいらっしゃるので心配要りません。頑張って、タバコを吸ってるあの人に！声をかけてみよう！！
②無趣味はダメ！！何か趣味、好きなこと、好きな人を持つ
運動が好きならサイクリングやキャッチボール、ボールを使って壁当て、ランニング、ダンス、ヨガなど。アイドルに会うためにここに住みたいとか？オシャレしてみたとか？つまり、ストレスから逃れる場所作りも大切だということが言いたいわけです。
私の場合、好きなアニメ、マンガの最新内容を見たいためにがんばろう！とかを生きていく気力にしていました(･∀･) 悩み事を口に出して知ってもらうことで、逆に生きやすくなったり、心が軽くなったり、良いこともあるものです。悩みは大きいも小さいもないので、不安に思うことは相談していきましょう！
③泣きまくろう！！
実は私は中学になれば涙は出なくなると思っていました。中学になれば強くなって…。その時は泣くことが弱さの象徴だと思っていましたが、今の私は泣くことは弱さだと思っていません。
私が高１の頃は、高校生にもなってメソメソしたくない気持ちはあったし、強くいたい、弱音をこぼさないことが美学みたいに思っていたけれど、やっぱり感情は出した方がスッキリすると思います。時には、自分の感情に正直になってみてもイイと思います！
なにもかも辞めたいと思うかもしれないけど、だましだまし頑張っていこう！
第一志望には受からなかったものの、高２のあの状態からここまでやってこられたこと、センターそして二次試験まで挑戦できたこと、高校を卒業できたこと、大学になんとか受かったこと…。そして、受験から何から何まで最後まで支えてくれたお母さん、お父さん。本当にありがとう。二人がいなかったら、私はこの文章さえも書けずにいたと思います。実際に形として、結果として、二人が私にかけてくれた応援と同等のものを勝ち取れはしませんでした。それでも私は、二人への感謝を忘れずに勝ち取ったこの学校で頑張ろうと思います。
本当にありがとう。
特に、お母さん。この３年間は本当に心配をかけ、何百回と喧嘩をしました。それでも私への期待を忘れず、応援してくれ、支えてくれました。そのありがたさは、今になってようやく分かるようになりました。まだまだ自立できずにたくさん迷惑をかけますが、この恩は倍返しにするつもりです。その時までよろしくお願いします。
塾頭
６年間、本当にお世話になりました。正直、強面と時々飛ぶお叱りの声にビビリながら過ごしてきた６年間（笑）だけど、その厳しさには必ず責任と愛情があることに気がついた高３。なんとか私が立ち直るようにアドバイスしてくださり、気持ちのコントロールから、授業中の配慮。ほったらかしにしないその優しさに…何度も…何度も助けられました。
お世辞抜きに、ここに通って本当に良かったです。これからもたくさんの人に支えてもらいます。そのありがたさを感じながら、新生活をしていこうと思います。本当にありがとうございました。
奥さん
私が「こんにちは…」と気怠げに入ってきても、奥さんの明るくて元気な声で「こんにちは！！」と返されると、ヨッシャぁ！！と、気合いが入って勉強に集中できましたし、奥さんに些細なことでも褒めてもらえたときは、とても嬉しかったです。何度も相談にのってもらって、奥さんと塾頭は、ほんとのホントに私の心の支えでした。ありがとうございました！
桐村先生
一番質問して、一番勉強では好きだった教科の化学。（物理はちょっとＹＡだったけど…）私の場合、授業中何度も先生をガックリさせた瞬間がありました（笑）それでも根気強く、優しく私に確認しながら、授業を進めていただいた。模試を見せる度に私が傷つかないように…気を遣ってくださりながらアドバイスをしてくださる先生の前で、何度も泣きそうになっていました。でも何度も努力したおかげで、二次では自信を持って解いてくることができました。
またお会いしたらお話ししてください。ありがとうございました。大学でも化学！頑張ります！！
花田先生
先生にもたくさん助けていただきました。私のぼっけボケな発言にツッコミを入れてくださらなかったら、何度教室が凍り付いたことか。高３の途中は私なんかがハイレベル英語にいて良いのかな？と不安になりましたが、私へのフォローを忘れずに、可愛がってくださったので最後まで参加できました。卒塾しても知的好奇心と語彙力は鍛えていこうと思います！
また、機会があれば話してください。
森口先生
オイ！○○の妹！と何度も言われていました～。英語の必要事項を１つも漏らさず、完璧な指導のおかげで基礎は固まり、高校英語も好きなまま卒業できましたよ、先生！先生がおもしろおかしく教えてくださった一般常識を今でも友達と思い出して、話のネタになっています（笑）
無事大学も決まって、兄貴と同じ道をたどりそうです。今なら○○の妹でもなく、○○って呼んでくれますよね？ありがとうございました。
東先生
高校１年から本格的にご指導していただきました。うわさ通りの迫力にビビるあまり…今日はどこから当たるかな？とか、今日は最高に怖かったななどと友達と話していました（笑）
私は一応理系なので、センターレベルで指導が止まってしまいましたが、東先生のセンター国語は本当に神でした。こんなに読解力の無い私でも、先生の指導のおかげで解き方を知ってから、確実に点数が上がったので、本当に授業を受けられて良かったなと思います。私の珍解答にツッコミながら、根気強く正解にそれとなく導いていただいたおかげで、好きな教科として勉強できました。ありがとうございました！
片山先生
なんてあったかい先生だというのが私の印象です。中学の時は国語の宿題で私の意見と先生の意見が食い違って、書き言葉のバトルをノート上で繰り広げていましたが（笑）高校に上がり、全く接点がなくなったにも関わらず、目が合うと話をしてくださる先生は、優しくてあったかかったです。あの時悩みを先生に相談できたおかげで私もこうして卒業…そして、進学できそうです。ありがとうございました。またお会いしましたら、お話ししましょう！
林田先生
いつも先生をみる度についつい笑ってしまうほど先生は魅力的でした。模試が悪くて凹んでいたときも先生の声を聞いたりすると、自然に笑顔になりました。Plusで何度もわがままを言って、プリントをたくさん刷っていただいて、大変感謝しております。
印象的なのは部活で鍛えていた頃の私のアキレス腱をみて、イイ腱してるね～～と、会うたびに言ってもらえたことです！！また、お話ししてください。ありがとうございました。
栗林先生
先生には中１の秋ごろまで英語でお世話になりました。当時小テストに向けて真剣に頑張って、満点を取ったときに先生に「継続して頑張っている」と褒められて、もっと頑張ろうと思えました。やり始めにあきらめずにやっていけたのも先生が初めに教えてくださったからです。ありがとうございました！
田中先生
先生には中３の夏期講習と英語の授業でお世話になりました。斬新な黒板の使い手で、たくさんのことを学びました。
先生の「いってらっしゃい」の言い方がとても好きでした。またお会いしたらお話ししましょう。ありがとうございました！
池田先生
空気感がカッコいい！っていう印象でした。栄光に向かってで、映画についてお話しされていたので（違ったらスミマセン）私も大学生を機会に大人なカッコいい映画からいろんなジャンルに触れて、感性を磨きたいです！またお話ししましょう。ありがとうございました。
北村先生
こんにちは～、いってらっしゃい～の言い方が優しくて、言っていただくたびに頑張ろうと思えました。本屋で友達と本を読んでいたときに声をかけられたときはビックリしました（笑）またお出会いしたら気軽に話してください。ありがとうございました。
耕作先生
巷では、イケボとささやかれていて…。先生がお弁当の配達の電話をされているのを聞いて、勉強していました。高１になるときに財布を忘れて２００円貸していただいてから早三年（笑）その節はありがとうございました。おかげで帰宅できました。今はサブの財布を持っているので、お借りしなくても大丈夫です！ありがとうございました。
最後に、この６年間は長かったし、辛いこともたくさんありましたが、両親の応援と先生方の配慮と熱心さに牽引され、ひとまずゴールを切ることができました。
何もかも終わってみれば…私の人生のちょっとしたスパイスだったのかも知れません。
ゴールこそ次のスタート。挑戦をためらってきたこと、我慢してきたことなど、大学ではいろんなことをしたいです。
またお会いするときに、いい顔で会えますように！！
ありがとうございました。いってきます！！
