僕は３年間ずっと部活をやっていて、塾との両立でした。けど実際は、部活…部活…で１年２年の頃は、塾と試合の日がぶつかったり、試合が近くなってくると塾を休みがちで、出席率も低かったです。
教師になりたいという夢を持っていたので、行きたい大学は早くから決めていたんだけど、楽な方…楽な方…へ行ってしまっていました。
周りの塾生は、どんどん力を付け、学力を引き離されていくのがよく分かりました。それを部活を理由にして、自分を納得させていました。
そんな中でいざ部活を引退すると…理由も無くなり、毎日しっかり机に向かう習慣すらついていなかったので、本当に苦労しました。
塾への出席率も低く、頭もそんなに良くない自分に「コツコツ焦らずにやって行きなさい」と、言って下さった時は嬉しく思いました。だんだん勉強するようになっていったものの、部活をしていた間の遅れを取り戻すためには、まだまだ足りない状態でした。
その頃、塾頭との３者面談で「お前は教師になりたいんだろ？最大限の努力をしたことも無いものが教師になって、必死に努力している生徒に向かって何を言うつもりだ？」ときつく言われました。
「自分なりにやっている」という甘えた考えを一蹴され、ここから本気で頑張りました。できる限り全力を尽くし、何とか教師になるための道へ一歩踏み出しました。
先生達からすれば、接しにくい生徒だったと思うけど、最後の最後までサポートして下さり、受かったときは一緒になって喜んで下さり、ありがとうございました。
