静岡大学 人文学部法学科 

受験で必要だと思ったことを挙げていきます。
 まずは学力だと思いますが、私が一番必要だと思ったのは精神力です。受験生は、やはりとても神経質になってしまって、けっこうプレッシャーに負けます。私も一学期の模試がなまじっか良かったので、夏休みの勉強を中途半端にしてしまいました。そしたら、夏休み以降の模試の成績がガタ落ちして、私の自信までもがガタガタになってしまい、暗い気分のまま秋を過ごしていました。
 それでも少しずつ、少しずつ、自分の勉強スタイルを作っていけたので(遅いですが…)冬休み前には自信過剰になっていました。
 冬休みは受験生のカギです。長い夏よりも集中して、緊張感をもって勉強に取り組んで下さい。センターが近づくにつれて、だんだんプレッシャーも大きくなってきますが、淡々と勉強して下さい。焦ったら終わりです。落ち着いて解説を読んだりしていると、冬休みが明ける頃にはひとまわり大きくなっていますよ。
 そこからセンターまでの1週間は、メチャメチャ勉強して下さい。まだ伸びます。私の受験で一番キツくて、一番勉強したと言えるのは、この期間です。春になって、「あの頃は良くやった…」と、自己陶酔したかったので、頑張りました。(笑)
 ここで大切なのもやはり精神力でした。過去問で或点数でも落ち着いて、「こんなんたまたまやし」と、思える精神力を持つと落ち込まずに次へ進めます。受験では、精神力を持った人が、ずーっと勉強し続けられて勝つものだと思います。

 あと1つ言いたいことは、センターは全ての教科を揺るぎのないものにすることです。「数学が苦手だから、国語で挽回!!」とかいうのは、2つともダメになる可能性を秘めています。だから、全教科を鍛え上げて下さい。(森口先生の受け売りです)

 私立は過去問で傾向を知ることです。センターの実力+αで関関くらいは大丈夫だと思います。国立の2次は、私の場合小論文だったので何とも言えませんが、とにかく前日も勉強することです。

 強い精神力は素晴らしいです。是非身につけて受験を征して下さい。