近畿大学 医学部

僕は高1から学進会に入りました。当初は防衛大学を志望していました。当時の成績からいって、「まず合格するだろう」と勝手に思い込み、よく言えばマイペース、悪くいえばいい加減に勉強していました。その後、防衛大のいろいろなことを調べていく内に、「これは自分には合わないのではないか?」と思い、高2の冬頃から医学部を目指すことにしました。

 しかし、さすがに医学部は難しく、とても自分の成績では届かないのではないかと不安に思いました。塾頭の「私大医学部なら今からでも頑張れば何とかなる」という言葉だけを信じ、ひたすら勉強することにしました。
 それでもなかなか成績は上がらず、模試の成績は毎回惨憺たるものでした。
 そうこうする内に推薦入試の日を迎えました。前日時間が無く、試験会場の下見に行かないという受験生にあるまじき愚行のせいで、当日駅で迷子になり、試験開始時間ギリギリに教室に飛び込むという大きなトラブルに遭いました。
 普通なら動揺してしまうところでしょうが、案外落ち着いて受験できました。今思うと、前日のホテルで赤本を解いていて、ほぼ正解していたので、その時になってようやく力がついてきているのを感じたからかも知れません。

 受験が終わり、僕が皆さんに言えることは、「諦めずに粘り抜くこと。」 「基本がとにかく大切だということ」 「前日までに試験会場の下見は必ずすること」そして、受験勉強には色々と雑音が入り、迷うこともありますが、とにかく學進会の先生達を信じることです。

 學進会では、塾頭に毎回怒鳴られようが、森口先生に怒られようが、志望校に合格したもの勝ちです。また、怒られたことが自分の力に変わります。
 合格する喜びは、過去の苦労全てを吹っ飛ばすほど嬉しいものです。皆さん頑張って下さい。

 最後になりましたが、御指導いただいた學進会の先生方、三年間ありがとうございました。