北海道大学 経済学部

僕が學進会に入ったのは、小6の時でした。入塾を決めた理由は単純で、友達に誘われたからでした。それまで進学塾に通ったことがなかったので、學進会の授業や指導の方法、授業中や自習室での静けさが普通なのだと思っていました。(後にその認識は誤りであると、他塾に通う友達の話で知りました。)

 中学生になって塾でクラス分けが始まると、僕はFlapコースとAccelコースを行き来して、あまり成績が安定しませんでした。しかし、3年になると何とか成績が安定し、Flapコースに1年間居続けることができました。そして高校受験をクリアして、福知山高校文理科学科に合格しました。

 高校に入って、僕が北大を目指し始めたのは高3の最初の面談からでした。それまでは神戸大学を目指していたのですが、塾頭から北大の話しを聞いているうちに北大に行きたいという気持ちが強くなりました。
 当時、僕はマーク模試の成績が割と安定しており、また二次力がある方ではなかったので、『センター試験でできるだけ点数を稼ぎ、二次試験ではある程度の点数がとれたらいいや』などという甘い考えでいました。しかし、センター試験本番で得点源であった国語が難化して大失敗してしまい、他の教科の大半も国語と同様に失敗してしまいました。センターの二日目が終わり、家での自己採点を終えた後、僕は非常に落ち込み、不安に駆られていました。何とかその日のうちに気持ちを切り替える努力をしました。

 そして塾にセンターの結果を提出し、センターリサーチの結果を基に先生と受験校の相談をした結果、第一志望の北大を受けることに決めました。
 受験校を決めてからは、基本的に大学の赤本だけを解いていました。北大はどの教科も問題量が多く、時間がギリギリだったので基本的な問題を確実に素早く解けるように演習していました。この二次試験直前の演習を通して、學進会のとにかく基礎を大事にするというやり方の有効性を改めて感じられた気がします。

 受験本番、僕は先に関東の私大を受けて、福知山には戻らずにそのまま北海道に行くという暴挙にでたため、七泊八日という日程で受験をしました。幸い体調を崩すことなく関東での受験を終え、北海道に着くことができました。
 北海道に到着し、北大について驚いたのは、キャンパスの広大さと自然の多さでした。そして北大に入りたいという気持ちがより強くなりました。
 試験当日は緊張することなく試験に臨むことができました。リラックスして試験に臨んだ結果、どの教科も赤本で演習していたとき以上の手応えを持って終えることができました。

 大学受験を通して僕が最も緊張したのは、たぶん合格発表前の数日間です。この頃は不安で夜も眠れず、また前期試験の次の日に利き手怪我してしまい、後期の勉強もまともにできないといった散々な状態でした。そんな状態で合格者の受験番号の中に自分の番号を見つけたときには、嬉しさよりも安堵のほうが強かったです。

合格発表を見たときは、まだ実感は湧いていませんでしたが、塾へ行って、先生方に報告して、やっと合格したという実感が湧いてくると同時に、嬉しさがこみ上げてきました。

 さて、これまで下手くそな文章を長々と書いてきましたが、最後に先生方&奥さんに対する感謝の気持ちを書いて、最後にしようと思います。

 先生方&奥さん6年間ありがとうございました。この塾で勉強以外にも大事なことをたくさん教えていただきました。學進会で学んだことを胸に、北海道で大学生活を過ごしていきたいです。今まで本当にありがとうございました。