横浜国立大学 教育人間科学部

私が學進会に入ったのは中学1年の時です。小学校の頃から勉強が苦手で 『このままだと中学校ではもっと酷いことになってしまう…』 と危機感を覚えたのがきっかけでした。
中学時代から塾の授業の中で先生方の話を聞いたり、宿題ノートのコメントを読んだりしていたことで、勉強と向き合う姿勢や勉強の仕方をしっかり身につけることができました。
 また、私はかなりの負けず嫌いだったこともあり、周りの塾生達と競い合って勉強出来るこの塾に入れて本当に良かったと思っています。

 高校に入学してからは、勉強嫌いにますます拍車がかかりました。塾の数学テキストを何度床に叩きつけたことか…。『もう勉強したくない!』 そう思ったとき、私に頑張る気力を与えてくれたのは(自称)平成爽やかフォークデュオ「ゆず」でした!ゆずの歌はとにかく真っ直ぐで、あたたかくて…。そんなゆずが大好きなんです!大のゆずっ子(=ゆずのファン)だった私は彼らが生まれ育った横浜の町に憧れ、『横浜の大学へ行きたい!』などと言いだし、先生方も困っていらっしゃったことと思います。それでも私のワガママを受け入れ、最後まで背中を押して下さった先生方には本当に感謝しています。私の性格を良く理解して下さっている先生方がいらっしゃったことは、とても心強かったです。
 塾生の皆さんも勉強や進路のことで気になることがあれば、一人で抱え込まずに塾の先生に相談してみて下さい。私は勉強に関係の無い愚痴や不満まで聞いていただいていましたが…。塾頭、副塾頭、奥さん…白カーディガン事件(笑)の時はお世話になりました。

 そんなこんなで迎えたセンター試験は落ち着いて受けることができ、数ⅡBは35点(自己最低)でしたが、トータルでは自己最高点でした!
 塾の授業では出来るだけ最前列の席に座り、緊張感や焦りに慣れるようにしていた甲斐がありました(笑)。数学で大失敗したにも関わらず、横国に出願できたのは割とマシな文系科目で頑張れていたからです。センター前には苦手科目のことが心配になりましたが、得意科目にもしっかりと取り組んでおいて良かったです。しばらく触っていない単元や科目がある人はかなり危ないです。
 また、學進会の先生方がよくおっしゃることですが、どの科目においても基礎基本の徹底に努めることは非常に大切なことだと改めて思います。

 合格発表の日、大学のHPを開いて自分の受験番号があるのを確認したとき…本当に嬉しくて、涙が溢れてきました。合格したときの胸にほわっとあたたかくなるようなあの喜びを塾生の皆さんにも経験してもらいたいです。

 最後に3年間私を支えてくれたゆずの「歩行者優先」という曲を紹介します。

    素晴らしい明日の風吹く場所 探しにいこう
    不安なんていらないさ 目を開けて 絶えず進め

 これから受験生になる皆さんには、成績が伸び悩む時期があるかも知れません。私にもそんな時期がありました。しかし、そこで腐らずに絶えず前に進み続けていれば、きっと良いことが巡ってきます!その日が来るまで努力を続けて下さい。私の場合…最後の最後になって、やっと運が向いてきて、伸びが実感できたという感じでした。いつでも『明るく・元気に・逞しく』ですよ!

學進会は私にとってまさに『栄光の架橋』でした!

 楽観的で適当な性格の私が第一志望合格を勝ち取れたのは、6年間熱く指導して下さった學進会の先生方をはじめ、励まし合ってともに受験を戦った友人、そしていつも温かく見守ってくれた家族のおかげだと思っています。

 本当にありがとうございました。子供達の気持ちが分かる素敵な先生になります!