龍谷大学 理工学部  

私は、小学6年生の時に入塾しました。入塾した当初は、全然勉強に集中しておらず、授業中に先生に怒られることも多々ありました。
 中学生になったら勉強を頑張ろうと思っていました。しかし、中学校に入学しても部活が忙しいことを理由に授業の復習や予習を全くしていませんでした。なので、クラス分けテストでもあまり良い点数がとれませんでした。また、高校入試の時は、その当時部活を真剣にしたいという思いが強く、進学校を受けませんでした。そうなると…時間帯的な問題で塾に行けなくなってしまったので、中学校卒業を機に塾をやめました。

 しかし、高校に入学した際にいろいろな事情があり、部活ができなくなってしまいました。部活ができなくなっても勉強は頑張りたいという思いがありました。しかし、私は塾をやめていたので、福知山交流プラザで自力勉強していました。
 そんな時、福知山交流プラザから帰るときに、塾にいたときにいろいろとお世話になっていた栗林先生に声をかけていただいて、高校であったことを聞いていただきました。そして、『もう一度塾に入ってみたらどうだ?』と、言ってもらいました。このことが私にとって大きなきっかけとなりました。
 塾頭と再入塾を前に面談をし、『厳しいと思うけど、志望する大学に受かるように頑張れ。』と言っていただき、もう一度塾に入ることにしました。あのときの栗林先生のひと言がなかったら、私は塾にも戻らず、大学にも入れなかったと思います。栗林先生ありがとうございました。また、塾頭には、私を快く再入塾させていただき、ありがとうございました。

 塾に戻った直後は、学校で習っているところよりも進んでおり、英語に関しては、高校で習っていませんでした。なのでまず…数学では、高校の基礎を最初から始め、英語は中学英語から始めました。私は、なんとかみんなが学んでいる項目まで追いつくのに必死でした。Bridgeで本当は、二ヶ月かかって学ぶところを一ヶ月で一通り終わり、追いつくことができました。そしてようやく、普通の授業に参加することができました。普通の授業に入ったときに、授業の進むスピード、問題のレベルが全然違うことに驚いたこと、焦りを覚えたのを今でも思い出します。
 なかなか授業だけでは理解できず、先生に当てられても答えられず…怒られることも何回もありました。いろいろな教科書、参考書を読みあさって、次の授業までに理解できるようにしていました。

 高校2年生の頃には、徐々に授業になれてきて、基礎の問題は解けるようになりました。しかし、高校が普通科の授業はしておらず、問題もあまり学校で解いていなかったので、パターンがなかなか掴めず、応用問題を解くことができませんでした。なので、なかなか塾の授業で扱われる問題を解くことは難しかったです。
 特に英語は、学校で全くやっていなかったので、まず文法上のルールも分からず、全然できない上、英願後も全然覚えられませんでした。こんな状況の時に塾頭と面談をしました。その時に「このままでは入れる大学が無い」と言われ、『最後の一年を必死で頑張れ!』と、言っていただき、その一年間を必死で頑張る決意をしました。
 基礎の問題から応用問題まで問題集で解き、問題に慣れることを頑張りました。英語では、文法上のルールを教科書、参考書で理解できるまで何度も読み直し、単語では、毎回100個の単語を覚えたら小テストをするようにしていました。長文を読むことが苦手だったので、単語の意味だけを問題文に書いて、ある程度の文章内容を理解できるように工夫しました。
 こうして頑張り、模擬試験でもある程度の得点はとることができるようになりました。あのときの面談がなければ、ここまで頑張れていなかったと思います。
 そして1年間…教科書や参考書を何回も読んだり、問題集を解いたりすることで理解し、問題のパターンもある程度分かるようになりました。その甲斐あって、無事大学に合格することができました。

 私は、學進会に入っていなかったら、大学に入ることも諦めていたと思います。なので七年間教えていただけたことには、本当に感謝しています。そして、勉強だけでなく、いろいろなことを教えていただいたと思います。ありがとうございました。
學進会で習った粘り強く努力すること、予習復習を欠かさないことを大学生活でも活かして頑張っています。

先生方へ

 七年間教えていただき、ありがとうございました。時には授業に集中していなかったり、宿題を提出しなかったり、塾内で悪ふざけしたりして…いろいろと迷惑をかけ、手を焼いた生徒の1人だったかも知れません。本当にすみませんでした。
 また、いろいろな無理難題、要望にも応えていただき、ありがとうございました。學進会のいろいろな先生に支えていただいたおかげで、私は無事に大学へ進学できたと思います。大学では、先生方に教えていただくことができないので、分からないことがあっても自力で解決しなければなりません。なので、少し不安な面もありますが、今まで教えていただいたことを活かして、大学でも気を引き締めて頑張っています。

別途追記 塾頭様へ

 合格体験記の提出が遅れましたことをお詫び申し上げます。また、進路面談では、私のために多くの時間を割いていただき、ありがとうございました。

 今、私は龍谷大学理工学部に進学し、一回生の前期が終わりましたが、なんとか必死に大学の講義を休むことなく、食らい付いています。大学の講義では、数理関係の講義でいきなり数Ⅲをやっていることが前提で講義が始まりました。塾頭もご存じだったと思いますが、私の高校では数Ⅲはやっていないに近い状況でしたので、まず理解するのに必死でした。微分・積分が分からない状況での講義、分かっていないのに難しい内容へ次々進んでいく。正直、ものすごく焦りました。『本当にこれから先、大学の講義についていけるのか?』とも思いました。なんとかついていこうと、いちから数Ⅲを自力で勉強しました。分からないところは分かる人に相手が教えるのを嫌がるくらいに聞きました。
 そしてなんとか講義の内容が理解できるようになり、無事単位を取得することができました。この『いくら劣勢な状況でも諦めずに頑張る』ということは、學進会での7年間で学んだと思います。この諦めない気持ちを大切にし、これまらも頑張りたいと思います。

 今度お会いするときは、成長した姿「NEW私」をお見せすることができるように、頑張りたいと思います。

 お体には十分お気をつけ下さい。