摂南大学 薬学部

私が學進会に入塾したのは、中学1年生の時でした。月並みな言葉ではありますが、今から思うと6年間という年月が経つのは、あっという間でした。

 去年私は塾頭に、「入試まであと1年しかないんやで」と言われました。しかし、頭の中では、「あと1年もあるんやから、今できへん問題も、1年後には解けるようになっとるやろ」と考えていました。
 そしてその1年がたった今…1年前に解けなかった問題の内、今なら解けると言えるようになった問題は、ほんの一握りです。理系にも関わらず、理科は今もなお、大の苦手のまんまです。今となっては、「先生に言われたときにやっていれば…」という後悔の念が募るばかりです。

 私は學進会が好きでした。同級生はもちろん、先輩が後輩が勉強に励んでいる姿を見ると、「私も見習わなアカン」と思えたので、家で学習するより勉強がはかどりました。
 今流行の六星占術によると、私は水星人+なので、2007年から3年間、大殺界なのですが、先生や先輩から様々なアドバイスをいただいたり、後輩からキットカットや合格祈願のメールをもらって、私にとって恐怖の大学受験に何とか幕を下ろせました。
 今は、「国公立でも私立でも、どこの大学へ行っても楽しいで」という先輩の言葉を信じて、入学式を待ち望んでいます。

 學進会で多くのことを学び、「人間としてひとまわり大きく成長する」ということの意味を理解し、体感もできたと思います。
 今まで正しい日本語すら操れない私につきあって下さった先生方や、後輩の皆様、どうもありがとうございました。今年からは、今まで私の力になって下さった分、何かの形で恩返しができるように頑張ります。

 受験が終わったあと…電話での塾頭の「おつかれさん…」というひと言が、私にとっては最高の褒め言葉でした。
 本当にお世話になりました。