関西医科大学 医学部

僕が學進会に入塾したのは、高校1年の終わりでした。当時の僕は、勉強に対する意識が非常に低く、学校の定期試験前に急いで頭に詰め込むような、その場しのぎの勉強しかしておらず、模試の成績もとても医学部を目指せるようなものではありませんでした。
 そんな自分の現状に薄々危機感を感じ始め、今の自分を変えたいという思いから、學進会に入塾しました。

 入塾してしばらく経った高校2年の6月頃から一斉授業に出るようになったのですが、授業中の手応えから夏の面談時には、どの教科担当の先生からも、「基礎学力不足」と「自分への甘さ」を指摘されていました。自分がこれまでにしてきた勉強を思い返せば納得です。(泣)
 特に僕は、英語が大の苦手で、夏前に行われたテストでは、塾の歴史の中でワースト3に入る得点をたたき出してしまったくらい重症の生徒でした。
 しかし、思えば僕に基礎学力不足とハッキリ告げてくれて、現状を僕に分からせてくれたのも學進会でした。それまで誰もそのことを指摘してはくれませんでした。
 高校2年の間は、基礎学力不足が大きく尾を引いて、なかなか結果の出ない日々でしたが、高校3年生になってから徐々に結果が出始めました。しかし、高3の秋にはしばらくスランプに陥りました。それを乗り越えられたのは、夏以降の大きな伸びのおかげです。
 そして、受験の勝利は、先生方の熱心な御指導によるのはもちろんですが、「基礎学力不足」「自分に甘い」と指摘して下さったあの時があったからだと思います。本当にあの時が無かったら、自分の現状に僕自身が気付くのに時間がかかり、手遅れになっていただろうと思います。
 よく言われる學進会の厳しさの正体は、こういうことなのです。決して否定的なものでは無いのです。

 思えば入塾当初、医学部に現役合格は難しいと言われていた僕が、関西私立医学部のなかでも難関である関西医科大学に合格できたことは、本当に誇れる結果です。
 そしてこの結果は、分かりやすく面白い授業をして下さった先生方、ともに頑張ってきた友人達がいたからこそだと思います。學進会には、本当にお世話になりました。

 春からは医大生ということで、この先大変なことが多く待ち構えていると思いますが、學進会で学び、過ごした濃い日々を糧に医学の世界へ飛び込んでいきたいと思います。