京都府立大学 公共政策学部 

私が學進会に入ったのは、小5の3月でした。一つ上の先輩に誘われたのがきっかけでした。
 東先生と吉見先生に教わって、学校とは全く違った雰囲気、授業の内容にビックリしたのと同時にワクワクしていたのを覚えています。
 その頃から塾に行くのが楽しみで、毎週待ち遠しかったです。

 中学生になって一気に生徒数が増え、先生も変わり、緊張しながら授業を受けていました。特に塾頭さんの授業での緊張は最高でした。その緊張感の中でも、塾頭さんの冗談には涙を流しながら笑いました。理科の授業では、笑いの無い日はありませんでした。

 高校生になると中学校までの勉強に厳しさや辛さもプラスされ、戸惑い続けました。
 塾の授業を受けていれば対応できていた教科も高校では通用しなくなりました。それは先生達から何度も言われていたことではありましたが、いざ体験してみると勉強を投げ出したくなりました。
 模試を見せにいって、先生の渋い顔お見るたびに、「私が行ける大学はないんじゃないか?」という不安が募り、悩んで考え込んでは時間を浪費するという悪循環に陥ったこともありました。

 私が勉強らしい勉強を始めたのは、高2の3月でした。模試を塾頭さんに見せにいったとき、いつものような渋い顔を覚悟はしていましたが、その時は厳しいお言葉もいただきました。
 「このままでは○○大学のレベルのところにしか行けん。みんながしっかり勉強しだす時期に必死でやらな、手遅れになるで。」と、実際の大学名を出して説明して下さいました。
 その大学は、志望校とだいぶ差のあるところで、甘い考えを持っていた私は考えたこともない大学でした。
 そして最後に、「しっかりやらな、わしらに見捨てられるで。」とおっしゃいました。その言葉がとても堪え、その日はすぐに帰宅する予定を変更して、自習室で涙を流しながら勉強していました。
 その日から毎日自習室に行き、本腰を入れて勉強をし始めました。塾頭さんがおっしゃった言葉を思い出すと泣いていましたが、「私のために言わはったんや」と思って、教訓のようにして毎日勉強しました。
 そんな日を3ヶ月くらい続けた頃に塾の三者面談がありました。そこで塾頭さんに「ようやく頑張りだしたな。」と言われたときに初めて、自分の勉強態度が改まったことを自覚しました。逆に言えば、高2までの勉強態度はひどかったと思います。
 その面談でまた頑張ろうという気持ちになり、福高祭を終えてからは、勉強一色でした。

 センター前は、先生方が冗談や励ましの言葉で心身の緊張をほぐして下さいました。
 私にとってセンターや2次試験は、緊張や不安と戦うのが辛かっただけで、勉強を嫌いになることはありませんでした。それは小5の時から塾の授業で「勉強は楽しいものだ」という感覚を持っていたからだと思います。
 今でも苦手な教科はありますが、嫌いな教科はありません。辛い時期の私にとって、學進会はオアシスでした。今の私があるのは學進会のおかげです。

 塾頭さんは私の憧れの人です。話せる機会があればすごく嬉しかったです。塾頭さんの授業を毎回、緊張とワクワクを持ち合わせて受けていました。高3のスタンダード数学では、その授業と課題のおかげで私立入試の数学対策はほとんど要りませんでした。

 森口先生には2次の英語の添削でとてもお世話になりました。志望校を変えようかと悩んでいたときも相談にのって下さいました。先生の楽しくて人間力もアップする授業が大好きでした。

 東先生は、私が一番長くお世話になった先生だと思います。小5から最後の最後まで、たくさんのことを教えて下さいました。Plus教室では、夜遅くまで…私が納得するまで…解説をして下さいました。

 桐村先生は授業がすごくキビキビしていて、ついていくのは大変でしたが、同時に安心感もありました。私が文転するとき、理科の科目の相談にのって下さいました。

 片山先生は、高3の途中まで授業をお世話になり、授業が終わってからもよく声をかけて下さいました。私の表情をビックリするくらいよく読み取って、私が欲しいと思っている言葉を下さいました。

 田中先生はPlus教室でとてもお世話になりました。現社では、細かく丁寧に解説して下さいました。おかげでセンターでは現社にとても救われました。いつもニコニコしておられて、気軽に質問することができました。

 林田先生もPlus教室でお世話になりました。多くの振替などで迷惑をかけましたが、いつも笑顔で話して下さいました。

 吉見先生はすごく優しくて、小学生ながらに先生の分かりやすい授業に衝撃を受けていました。

 奥さんは本当にお母さんのような存在で、何度も助けて下さいました。体育祭のリーダーで辛かったときに、奥さんにギューッてしてもらいながら泣いたこともありました。合格の報告をしたときも、強く抱きしめて下さいました。

 學進会の先生方には本当に長い間、たくさんお世話になりました。大学入試は辛いものでしたが、今となっては味わってよかったなと思える辛さです。
 大学に受かったことを先生方に報告できて本当に本当に嬉しかったです。

 これから受験を迎える皆さんへ
 學進会を信じて下さい。自分の学力が伸び悩み、塾生でない人の学力が伸びているように感じるとき、「塾、やめようかな」と思うことがあります。しかし、こんな実績を持ち、生徒一人一人のことを考えて下さり、人間性も養うことができる塾は學進会しかありません。ここが一番の近道です。言われたことをしっかりやっていれば、第一志望合格です。

 塾頭さんをはじめ、先生方、奥さん、7年間ほんとうにありがとうございました。お体に気をつけて、これからもお仕事頑張って下さい。

 學進会生であったことは、私の誇りです!