神戸大学 経済学部

 「あ、まじかっ」っていうのが第一声でした。ダメ元で受けた公募推薦だったので合格が決まったときは嬉しい反面、驚きも大きかったです。

 僕は塾の選抜テスト後に高校で部活をすることに決めました。その時、塾頭に『行ける大学の上限は下がるぞ。』と言われたのを覚えています。その時の自分にとっては部活をすることが第一優先で、あまり「大学」については考えていなかったのですが…いざ高校生活が始まると、毎日の学校の課題や塾の予習復習、土日の試合など想像以上に大変な生活でした。学力も部活をせずに勉強に集中している人達に比べると思うように伸びていなかったと思います。そこで涙ながらに1年終了時に部活のサッカーをあきらめ勉強一本で頑張ることを決意しました。部活に1年間打ち込んだことに全く後悔はありません。大好きなサッカーを辞め勉強に専念したことにも後悔はありません。確かに、部活を止めて学力も模試の判定も上がったと思いますが、あの1年が無かったら今どうなっていたかは分かりません。「自分のことは自分で決めること」が後悔しないためには大切だと思います。

 部活を止めてからは通常授業に参加させてもらい、それまで以上に塾でお世話になることが増えました。塾の先生方は本当に個性的で、毎授業がとても楽しかったです。どの授業でも必ず笑があり、短時間でも内容の濃い授業でした。また塾のクラスメートはみんな賢く、合格という目標に向かって切磋琢磨し合うことができたので、毎日が刺激的でした

★センター試験★
 ほとんど緊張はありませんでした。1日目に社会科からスタートしたからなのかも知れませんが、終始落ち着いて受けることができたと思います。受験後、一番不安なのは自己採点ミスです。日頃の模試から自己採点は完璧にしておくべきです。

★私立対策★
 個人差はありますが、滑り止めで私立を受ける人は塾の私立対策と過去問で十分だと思います。また、どの私立大学を受けるかは、過去問を見て自分の行きたい大学の出題形式に似ているところを選べば一石二鳥です。過去問を実際に解くのはセンター試験後でも間に合うと思います。

★アドバイス★
 僕は毎日合格後の自分を想像していました。フットサルのボールを買って、DVDを借りまくって、ニトリで家具を探して、そして合格体験記を書いて…これがモチベーションになっていたと思います。ぜひ試してみて下さい。

★最後に★
 勉強につても、進路についても、先生任せなことが多かったと思いますが、中学1年からここまで學進会の先生方には本当にお世話になりました。ありがとうございました。