東北大学 理学部物理系

受講:一斉授業速読聴英語河合塾マナビス
その他の合格校:東京理科大学先進工 東京理科大学物理工 東京理科大学創域理工

 こんにちは。この体験記が少しでも参考になれば幸いです。各教科の勉強の進め方などは、他の方を参考にされる方が良いと思うので、ここでは新課程の共通テストや速読など、先輩方の体験記ではあまり見られないことを中心に書いていきます。

目次
1.共通テスト対策
2.速読について
3.入試当日について

1.共通テスト対策について
 これはあくまで、共通テスト本番で目標点に届かなかった私の勉強や考え方ですので、参考程度に読んでもらえるとよいと思います。
《地理》
 地理は知識を詰め込むだけでは点数になりにくい科目です。知識をどの場面でどう使うかが最も重要です。演習量や経験値を大切にして下さい。
 私は瀬川の問題集を共通テスト直前まで、間違えた問題をチェックしながら周回し続けました。また、学校の先生が演習をさせまくる人だったので、かなりの量の問題を解きました。たくさん解いていると、だんだん糸口が分かるようになってきます。色んな出題の仕方に慣れるためにも、知識の確認より演習に時間を使う方が良いと思います。
《英語》
 リーディングについて。時間勝負なので、速読聴英語をやってみたり、演習を積んだりして、スピード感に慣れるしかないと思います。
 リスニングについて。個人的に点数をとりにくいのは大問3かと思います。読み上げが1回に変わるタイミングで、他大問のような文脈からの推測もやりにくく、純粋に聴く力が必要です。私は試験開始直後に3の先読みをしていました。こうすることで、あとで余裕を持って3に突入し、聴くことに集中できました。
《国語》
 東先生を信じるのみです。めちゃくちゃなことを言う先生が学校に現れることがあるかもしれませんが…○○しておけばイイです。
 私の解く順番は、5→4→1→2→3でした。最悪、大問3の実用文を捨てる計画です。私はなぜか実用文が苦手で、他の大問は自信があったのでこの順番にしています。正直あまりオススメはしません。落ち着いてやれば実用文はできる人が多いので、前半に回す方が良いと思います。
《数学》
 スピード感を演習で掴んでいきました。共テ数学では、どこで割り切って次の問題に移るかの判断が重要です。目標点や自分の気持ちとの駆け引きですから…運もあると思いますが、演習をしながら『こんなときはこうする』と、想定してやるとよいと思います。
《物理》
 グラフや図は問題用紙に書いてありますが、問題文を読みながら自分で書いて状況を理解しやすくすると、勘違いやミスは減ると思います。
 答えを選ぶ際は、単位を見るだけで選択肢を減らせる場合があります。かなりの時間短縮になる可能性があるので、単位を確認する習慣はつけた方が良いと思います。二次ではミスのチェックにもなります。
《化学》
 塾の授業と教科書を中心に勉強しました。無機の知識はYouTubeに覚え方がたくさん載っています。友だちと共有して話していると、いつの間にか覚えていました。覚えるだけで面白くないので、少しでも面白い覚え方を見つけてみて下さい。
《情報》
 正直あまり勉強していません。情報が必須科目になって2年目で、どういう問題が来るのか分からないが難化することはほぼ確実という状況でした(1年目は知識問題が少なく平均点が7割)。模試は読めば分かる問題が多く、私は点数もとれていたので、年末から教科書の知識をある程度頭に入れて、あとは本番の自分に任せることにしました。
 結局、知識問題は少なく、私はかなり短い勉強時間で目標点に乗せることができてラッキーでした。逆に本気で情報の知識面を勉強していた人は損をする形となりました。しっかり対策をしたのに点数が伸びなかった友だちもいました。
 これからどうなるかは未知数です。最低でも教科書の内容くらいは押さえておく方が良いと思います。また夏休みに定額制講習を利用してサッサと終わらせてしまえば、どっちに転んでもダメージは最小限に抑えられるのでよいと思います

2.速読解について
 私は速読解が導入された高2からやってみました。私はこの速読解からかなりの恩恵を受けていると自覚しています。高2の春から比べると、格段に速くなりました。
 速読解のコツは読み飛ばすことだと思っています。どんどん飛ばして、とりあえず多くの文字を視界に入れることを重視します。1文字ずつではなく、面で見るイメージです。あとは脳が勝手に情報を処理して理解してくれます。目の動きと脳の処理速度のバランスを考えてトレーニングしてみて下さい
 ただしこの読み方は、理系科目ではメリットよりデメリットの方が大きくなることが私は多かったので(勘違いや数字の見間違えが多発)使うタイミングは考えた方が良いと思います。とはいえ、文系教科では大きな武器になります。特に共テ形式は丁寧に解くと時間が足りなくなることはよくありましたが、最終手段としてこの読み方をすれば、必ず解ききることはできました。また、実際にこの読み方を使わなくても「間に合わなくても最後は速読解の読み方で駆け抜けたらいいや」と、心の余裕を持つことができ、前半で無駄に焦ることがなくなります。
 もちろん、速読解の読み方を意識しなくても純粋な読む速さが大きくなるので、文理問題問わず全ての教科で効果があります。

3.当日について
 私は『受験では何が起こるか分からない』ということを痛感しました。これは出題だけでなく当日の自分の状態や会場までの移動でも言えることです。急に傾向が変わることもあります。確率統計が出ることもあります。会場までに迷うこともあれば、地下鉄のホームが混みすぎて人数制限を喰らうこともあります。試験中に目の前の問題から合否に意識が移り、急に目の前が真っ白になって脳が問題を受け付けなくなることもあります。何がどう起こるかは人それぞれです。
 予想できることには最大限の準備が必要です。普段からどんな状態でも問題に向き合えるようにイメージしたり、ルーティンを決めたりしておくとよいと思います
 私のオススメは、試験中でも一時退出をすることです。どの試験でも基本的にお手洗いであれば、一時退出は認められています。目の前が真っ白になったり、なぜか脳が動いてくれなかったり、手が止まりすぎて心が折れそうになったりしたときは、一度外の空気を吸って切り替えて下さい。もちろん私のように結果的に時間が足りなくなり、数学の計算が間に合わないということにもなり得ますが、全く動けずに何分も無駄にするよりはマシかと思います。
 上記の様にマイナスな予想外が起き得ると同様にプラスの予想外もおきます。私は予備校の解答速報を見て自己採点を丁寧にすればするほど合格していることが信じられなくなります。当日は『できた』と思っていた問題でもかなりのミスをしていました。当日は予定と異なる状況になるかもしれません。だからこそ自分の感触を越える結果が出せるのではないかとも思います。私は理科で残り時間が7分となり、見直しに時間を使うべきか悩みましたが…計画では捨ててもいいとしていた理論化学の計算をすることにしました。導入文の見た目は複雑でしたが、やってみると案外簡単で、5問も解くことができました。解答速報によると全て正解していました。もともとの点数計画に縛られず動けたから掴み取れた合格かな?と思っています。あの時逆の選択をしていたら…と思うと、一発勝負の恐ろしさを感じます。

最後に
 この長い体験記を読んで下さり、ありがとうございました。少しでも役に立つことができればと思います。
 直前期は不安が大きく、辛い時間が続くと思います。そんな時は学校や塾に行って勉強して下さい。友だちと話したり、少し遊んだりする時間を作るだけでかなり楽になります
 最後になりましたが、先生方には感謝してもしきれません。僕は學進会のおかげで今では勉強が楽しかったと言えるようになりました。本当にありがとうございました。