毎年、この時期になると掲示板に貼られる合格体験記を毎日こまめにチェックして、帰り際に友達と読んでいたのを思い出します。
今年は読む側でなく書く側…なんかとても変な感じがしますが、私は塾の合格体験記を書くことが1つの夢でもあったので、今こうして体験記を書いているということが嬉しく、幸せです。
私は、中学1年生からお世話になり、6年間學進会に通いました。中1のはじめのクラス分けではAccelコースだったけど、9月のテストでFlapコースに上がりました。
初めて塾頭の授業を受けるとなった時、とても怖くなって、来る途中の車の中で、「塾へ行きたくない。Accelコースがいい。」と、泣いたのを覚えています。でも、実際に塾頭の授業を受けてみて、あの授業の面白さと分かりやすさは感動的でした。それからは、先生の授業を受けたいがために勉強するって感じでした。
そんなこんなで中学3年間学習に取り組み、無事福知山高校に合格しました。それが、私にとっての大学受験勉強のスタートでした。
入学したての頃に塾頭は私にこんな言葉を書けてくださいました。
「君は問題を見て、解き方をひらめいて解くタイプでは無くて、覚えている解き方を頭の中から引っ張り出してきて解くタイプ。だから、頭の中に引き出しを作っていかなきゃならないんだけど、その引き出しが完成するまでは、周りの子の方がよく問題が解けると思う。でも大学入試は最後に勝てればいい。周りのことは気にするな。君は君の勝ち方をすればいい。」
この言葉は3年間私を支えてくれました。成績が伸び悩んだ時もこの言葉を思い出して頑張ろうと思えました。
大学受験は本当にしんどいです。辛いことも沢山あります。私は正直、バイトもしたかったし、高3の体育祭のリーダーもしたかった。でも、したいことを我慢してでも頑張って良かった。あきらめなくて良かったって今思います。自分の受験番号をインターネットで見た時は手が震えました。あの感動は一生忘れないと思います。
學進会で過ごした日々がとても良い想い出です。本当にありがとうございました。お体に気をつけて、これからも頑張ってください。