神戸市看護大学 看護学部  

私は神戸市看護大学に推薦入試で受験し、合格することができました。受験は小論文と面接だったので、自分の学力が本当に足りていたのか?勉強法が合っていたのか?は自信が持てません。だけど、今まで勉強してきたことや、過ごした時間は本当に大切なものだったと思います。

 私は、京都共栄学園高校のバタビアコースで、部活動との両立を目標に高校生活を過ごしました。同じ道を進もうとしている、また、進んでいるみなさんの参考になれば嬉しいです。

 入塾したのは小学生で、授業が楽しいからという理由だけで塾に通っていました。テニスがしたくて、中学受験の対策もしましたが、やっぱり公立中学校に通いながらテニスを続けました。

 高校受験はスポーツ推薦で挑戦し、中学3年生までは楽しく勉強できていたのかも知れません。

 高校に入学してからは、部活の時間も勉強の時間も長くなり、塾の授業の予習も追いつかず…学校のテスト対策がいっぱいいっぱいになってしまいました。今となっては、このときテスト対策だけでもして、内申点をとっていて良かったと思えますが、当時はできていないことばかりに注目して、不安になっていたんじゃ無いかと思います。それでも引退までなんとか部活を続け、高校3年生の5月に引退し、やっと受験勉強を始めました。

 受験勉強は、小論文と英語の塾の授業を受け、他の教科は自分でセンター対策をしていました。この頃には、志望校をセンター試験と小論文、面接で受験できる大学に絞り、今まで使わなかった自習空間も使い始めました。部活に当てていた時間を全て勉強に使い、体調管理のために睡眠時間をしっかりとるようにしていたのが良かったと思います。

 受験対策としての勉強は、高校3年生で始めたので、理想的では無いと思います。でも、本当にしたいことや志望校が決まっていなかった私にとっては、両立に悩み、チャレンジしたから、今は自分の選択が間違いではなかったと思えるのだと思います。

 これから部活を続けるか?勉強に専念するか?志望校をどこにするか?…多くの選択をしなければいけないときが来ると思います。そんな時は、興味のあることや、少しでもしたいと思ったことには、まずチャレンジしてみて下さい。そして、そのことに全力で取り組んでみて下さい。
 いろいろな経験をすることで、今までにない世界や考え方に触れることができます。最後まで続けても、途中で止めても、自分の経験を積んだことに悪いことはないはずです。後から自分を振り返ったときに、あのときの選択は間違っていなかったと思えるはずです。

 最後になりましたが、今までお世話になった先生方、本当にありがとうございました。
 學進会で勉強し、先生に沢山の知識を教えてもらい、相談にのってもらえて、本当に良かったです。受験に合格できたのも、勉強が楽しいと思えたことも、先生方の授業が楽しかったからです。

 長い間、ありがとうございました。